prologue
残酷な描写などがありますのでR-15です。
人類はこれまで御伽噺であった魔法の理論化に成功した。
その力は「魔学」と呼ばれ地球を生物を殺さずにエネルギーを作り出すことに成功した。
「魔学」が産まれてから「科学」は殺戮の道具や環境破壊の道具として扱われついにら非人道的なモノへと成り下がった。
しかしそれでもなお科学を手放さない国へ世界は武力行使を行ったのである。
「魔学」と「科学」の戦争は熾烈を極めた。
しかしそんな争いも予想だに終焉を迎えた。
永きに渡る戦争の最中突如現れた異形の生命体「トリガー」
様々な姿形をした彼等は突如として人間を駆逐し始めた。
老若男女全て平等に殺していく最中「トリガー」のボスと呼べる者が世界に宣言する。
「我はユスティツィア、愚かな人間共に復讐する者。残された時間を恐怖と後悔に使うがいい、それではハッピーバースデー」
永きに渡る大戦は人類の勝利に終わった、世界が手を結び結成された対トリガー組織「帝国騎士団」によってユスティツィアは討ち取られたのである。
組織の長を失ったトリガーたちはなすすべなく駆逐されていった。
しかし人類も余りにも多すぎる命と国と土地を失ってしまった。
時が悲しみを薄め人々は平和に取り戻したように見えるがこの平和をもうじき終わらせる為に暗躍している者がいることを世界はまだ知らない。