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プロローグ
「はぁー」
とある一人の少年が剣を持って練習している
「はぁー」
「やぁー」
「やばい、もうこんな時間」
「急いで帰るか」
「おっと、その前に」
少年は地面に置いてある、小さなビンを手に取った
「これで、あと薬草だけだ」
少年は周りにある薬草を三本採って、急いで走った
「ただいま―、母さん」
「お帰り、コウキ」
「ご飯作ったから、手を洗って、早く食べましょう」
「ちょっと待って、母さん」
「僕も作りたい、ものがある」
「何、もしかしてまだあの汁」
「それは楽しみだな」
それを聞いて、笑顔になったコウキはキッチンに向かった
「お待たせ、母さん」
「母さん、食べてみて」
女性はスプーンを取って、一口飲んで見ると
「美味しいね、コウキの腕はまだ上がったな」
「ありがとう、母さん」
少年は少し顔が赤くなった
僕の名前は如月聖、聖殿連盟と魔族の前線付近の田舎町に住んでいる、僕は騎士聖殿の騎士学徒です。いつか前線に出って活躍したいです。だから頑張って騎士になりたいと思っています。いつかすべての魔族を倒して見せます。
その時の俺はまだ知らなかった、魔族は……