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計画

女奴隷達が鎮まった時、時刻は既に夕方になっていた。


ライルは夕食の席で今後の計画を話し出す。


「先程も話したが、サザミールの代表が居なくなった。そこで、まだ子供だがミーファを代表に据えて俺が後見として町を動かしていきたいと思う!」


「分かりました。それでどうなさるのですか?」マミルはライルが話しやすいように司会のような立場で場を円滑に進める。


「代表が替わった事をサザミールの人々に告知する。

又、拐われて来た女達もいるので家族に会わせてあげたい。」


故郷の家族に会えると聞き嬉しそうに喜んでいる奴隷達。


「だが、俺にはお前達が必要だ。大切だから返したくない。」

又泣き出されても困るので、ライルは補足した。


それに対し、【私達もライル様付きの部隊として常に側に居たいです。】

と奴隷達が声を張り上げて言う。


すると、【一番側に侍るのは私達です!!】

最近、ライルとの親近感が薄くなっている姫達が張り合ってきた。


「みんな、有り難う!それで、部隊の皆には、此れから家族に会いに行って事情を話して来てもらいたい!」


「分かりました!どの位で戻れば宜しいですか?」とメーリンが聞いてくる。


「期間は設けないから、自分のペースで戻ってきてくれ!」とライルが言うと、


姫達は『戻ってこなければ良いのに!』と願っていた。


だが、奴隷達は制限期間がないというライルの言葉の意味が分からず固まっている。


そこで、「最悪戻ってきたくなければ戻らなくても構わないという事ですね?」とコムリがライルの話を説明した。


「そうだ。」


「離れたくないです~」とミミルが抱き付いてくると、


「そうだよ~」とシャムも言い寄ってきた。


「ミミルとシャムは特に俺への依存度が高すぎる。一度、俺から離れて過ごして来い。」


「いや!」ミミルがしがみつく


「いやだよ~」とシャムは足元から離れないため動きづらい。


「という訳で、皆行ってこい!家族が無いものは皆が安全に行けるように付いて行ってやれ!俺はその間にサザミールを改善しつつ、姫達と仲を深めている。」


ライルの言葉に「行ってらっしゃい」と、とびきりの笑顔で姫達が部隊を追い出そうとする。


【直ぐに戻ってきますからね!】と奴隷達が旅の準備を始めるのだった。

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