ライル
朝が来た!
昨日は楽しかった!
ライルはガル(ガイエル)の言葉に深く感謝していた!
今後は町を警備しながら、商売をして生活してみるかな?
そう決めたライルは『町の責任者に会いに行こう!』と思い、
「皆!今日は町の責任者に会いに行ってくるから、その間、好きに過ごして良いから!」と言うと一人で出掛けて行った!
女奴隷は『今日は放置プレイなのかしら?』と寂しく感じつつ、何時でも喜んで貰える様に自身の準備を整えていた。
男奴隷は警備に使う装備品の点検や生活用品・備品の補充に出掛けたりと過ごしていた。
一方、置き去りにされている姫達は『…………』と呆気に取られていた。
奴隷達が進んでライルの役に立つように動いていたからだ。
今のライルを受け入れられていないのは自分達だけの様であった。
因みにメーリン達は本当にお喋りや遊んでいたり寝ていたりしていた……
一方、姫達や奴隷達がその様に過ごしている頃、ライルは町の責任者が分からず探し回っていた。
やっぱり、あんまり考えずに商館を出てしまったようである。
『仕方無い。町の人に聞こう!』
分からないことは知っていそうな人に尋ねるのが一番だ!!
と町の人に聞いてみようとしていた。
そう思った時、後ろから声を掛けられた!
可愛らしい女の子だ。
「何か探してるの?」と聞いてきた。
渡りに船とはこの事だろうか?
ライルは女の子に聞いてみることにした。
「町の責任者に会って話したいことがあるんだ。」と事情を説明した。
すると、「お父さんに用なの?」と返ってきた。
まさか?と思いつつ「君の父さんが町の責任者?」と聞いてみるとズバリそうだった!
「案内して貰える?」
「悪い人じゃなさそうだしいいよ。」と案内して貰う事になった。
少し歩いて行くと大きな建物に案内される。
「この町で一番大きな建物だよ♪」と嬉しそうに女の子が言った。
考えてみれば、大きな建物が責任者の居る場所である確率が高かったのだ。
ライルは『…………』と自分の無鉄砲さというか呑気さに少し呆れてしまった。




