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姫達と奴隷達

気付いた時には遅かった!


つい奴隷達に流され、安心感を与えられるならと、情けを懸けてしまっていた。振り返って奴隷を見てみると、四人は穏やかな安堵の地を得られたかの様な表情をしていた。


やった事は無駄ではなかった!


という思いは在るものの姫達を置いてきぼりにして、女を捕まえていたのだ。姫達はどう感じ思うのか段々怖くなって来ていた。


だからといって、姫達を放置したままで良い訳がなく覚悟を決め皆の元に戻るのだった。


ライルは戻るなり、「すみませんでした。」と何度も謝っていた。

馬が動かなかった為、別れた位置から動けずにライル不在のまま夜営をさせてしまったからだ。


ミューラ姫とラミル姫はライルとライルに心酔している様子の奴隷を見てある程度予想はついて居た。


だが、敢えてライルに聞いてみた。

「ライル様、一体何が有ったのですか?」とミューラ姫

「私達を放って置く程の事だったのですか?」とラミル姫


ライルは包み隠さず、白状していき、

ライルに死に際から助けられ1発で身も心も虜に成った奴隷達が弁護に加わった。


話を一部始終聞き終えた姫達は、

ライルの優しい性格と誠実さ、姫達の親である王妃すら欲しがった鬼畜さから納得していた。


話からすると今回は、ただ単に奴隷に安心して過ごして欲しいという気持ちから奴隷の主人である男としての迎い入れの儀式とも言える物だったからだ。

その為、双子姫は自分達から気持ちが離れた訳ではないと知り安心する。

というのも、旅に出たというのに夜になってもライルが姫達に女の扱いをして来ないからだった。

婚約だけで正式な婚姻を交わしてないとはいえども、旅をしている以上いつ何があるかは分からない。その為、暗黙の了解として両思いの男女なら男女の関係になるのが普通だ。それなのに夜は別々なのである。

姫達は嫌われたか、男として欠落しているのではと心配していたのだ。


そして、今回の件でライルが立派な男だった事が分かり安堵すると共にライルが姫達を本当に大切にしている事が分かったのだ。


ライルの想いが分かったミューラとラミルは「奴隷の皆さんに私達がしたくても出来ないライル様のお世話を頼みますよ。」と話したのだった。


メーリンは「私達がお世話させていただいても宜しいのですか?ライル様はただ単に労働力として私達を引き取って下さいましたが?」


侍女マミルが「私からも頼みます。私は姫様のお世話をしなくてはなりませんので」応え、

騎士カミィーラが「私には護衛の仕事がありますから」と続けて言った。


ミミルは「分かりました。ライル様のお世話頑張ります。」

シャムは「とても嬉しいですよ~」

コムリは「此れから宜しくお願い致します。」と締め括った。


「それではライル様?」とミューラ

「私達四人にもその贈血のスキルというのを使ってみて下さいませんか?」とラミル


「えっと、使うと俺に対する好感度が上がるみたいだから、そういうので好きになって貰うのは嫌なんだけど。」


「そんなの微々たる物ですさほど変わりはありません!今回ライル様には拒否権は有りませんよ。」とミューラ

「逆に使わないのなら、私達から逃げたいと思っていると考えますよ。」とラミル


ライルは「分かった。姫達だけで良いよね?」と問うが……


「私達もお願い致します。」と騎士カミィーラと侍女マミルが同時に言ってきた。


仕方無く、スキルを行使すると、

奴隷達以上の超絶美人となり強さも明らかに増していたのだった!


ライルは『別人じゃないか?』と思う程だった。

何故ここまで差が出たのか、素質の違いか?スキルを使った状態が違ったからだろうか?追々検証する必要が有りそうだった。

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