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別れ話

 甘い甘い言葉だけを言うのは、あなたの得意なことよね。

 今まではその言葉を疑うこともなかったけど。私見ちゃったの。

 派手な女の子と腕を組んで歩いてるとこ。

 スーツ姿のお姉さんとキスしてるとこ。

 おばさんからお金貰って、

 「ありがとう、楽しかった。またメールして」っておばさんの耳元であなたの唇が動いたのも。


 どの人が本命だとか、わたしが何番目なんでかっこ悪いことは聞かないの。

 だってあなた全員お遊びなんでしょ?

 気づいてなかったと思ってたでしょう。

 私、

 あなたが思う以上に利口な女なの。

 だから、私からあなたに別れを告げるの。

 かっこよく別れるのは私よ。

 あなたは私があなたから離れるなんて想像できないでしょ。

 あなたはアホ面さらして惨めになればいいの。


 じゃあ、もうあなたと会うこともないわ。

 さようなら。 



 追伸

 あなたって私の一番じゃないの。

 遊び相手の一人よ。

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