今日も今日とてお茶会日和
なんとなく書き始めました。
スナック感覚で読んでもらえるようにがんばりますっ!
「ねぇ、アンニーナ。今日もお茶会長いね」
「仕方ないよ・・・。いろんな人といっぱいお話しをしないと後で不公平だ!って言われちゃうんだって」
「ふぅ~ん。なんだか面倒だね。」
「だねぇ~」
私は、従姉のエーヴィーと定期的に行われるお茶会に参加していた。
この頃はいつも二人で一緒に行動していたような気がするわ。
エーヴィーは私と同じ年だけど私よりずっと賢かった。
どうしていつも勉強しているの?って尋ねたら返ってくる答えは
『アンニーナの傍にいる為だよ』って言ってくれる。
ん?エーヴィーって女の子だよね?ん?エーヴィーは私と結婚したいのかな?
「エーヴィー、多分駄目だと思うよ?」
「何がよ!っていうかいつも自分の頭の中の私と会話をするのは止めてって言ってるでしょ!」
エーヴィーはこうやっていつも突然怒り出す。お肌によくないってお母様がいつも言ってるよ!
そうゆうのストレスって言うんだって。
「でもさすがの私も今回のお茶会は暇すぎると思うわ」
真面目なエーヴィーが少し悩んだ後
「ねえ、ちょっといたずらしてみない?」
頭脳派のエーヴィーのいたずらはいつも頭脳派だ。
なぜならいつも怒られるのは私だけだからだ!
でも!
「うん!いいよ!今回は何をするの?」
すぐに忘れてしまう私がダメなのかもしれない。トホホ。
私がいつものように快諾するとエーヴィーの瞳が一瞬キラリと光ったような気がした。
何か思いついたんだろうな。
「ねえ、私達すこしお花を摘みたいの。誰か付いてきてくれる?」
エーヴィーの一声で私の専属の侍女とエーヴィーの専属の侍女と今回私達を護衛する専属の騎士がゾロゾロとついてきた。
洗面所というよりは、トイレ・バスがそろっている近くの客室に案内されると私達は別々の部屋に入った。そして、エーヴィーの言葉を忘れて私はすっかりスッキリして部屋を出ようとすると隠し扉を使って待機していたエーヴィーに引き留められる。
「ちょっと!なにスッキリして部屋を出ようとしてるのよ。これからが本番でしょ!」
「えっ本番?もう、私何も出ないわよ?」
「どぉ~して、おトイレに、本番があると思うの?その本番を私にどうしろというのよ!!」
エーヴィーはいつも元気だ。なぜならすぐに怒るから。
そして、深いため息をついた後いたずらの内容を発表した。
「私達、入れ替わりましょ!」
「えっ?何言ってるの?」
エーヴィーは多分勉強のし過ぎでちょっとなんというか・・・。頭が・・・ヤバイかもしれない。
侍医を呼ぶべきか私が迷っていると
「実は私、魔法の勉強をはじめているのですよ。アンニーナさん。」
エーヴィーは突然私にマウントを取り始めた。え~。ずるいな。うらやましい。
「まあ、アンニーナは色々忙しいから他の勉強がメインだと思うからあまり気にしちゃだめだよ。アンニーナの手の届かない所をフォローする為の魔法なんだからね」
えー。今から思いっ切りいたずらに使おうとしているので珍しく説得力ないかも・・・。
私は思わずジト目でエーヴィーを見ていると、エーヴィーは咳ばらいをしながら
「とりあえず、ものは試しじゃない?ほら!はやくこっちきて!」
エーヴィーに手を引かれ隣に立つと彼女が突然私のおでこに自分のおでこを合わせた。
距離ちっか
「このまま、呪文を唱えるから目をつぶっててね。途中で声をかけないでね。これ失敗すると3日間魔女のオババのお説教付きの魔法強化合宿という名の下働きみたいな事させられるからね!じゃあ行くよ!」
エーヴィーさん、情報量過多で私何言ってるか理解できなかったんだけど!
しばらくすると、エーヴィーは呪文を唱え始めた。
ん?呪文の内容聞きたい?止めときなっ。素人が言うとただただ恥ずかしいだけの内容だったからね。
呪文を言い終えると足元から風と光が一瞬駆け巡った。
スカートがぶわって捲れる強さじゃないのよ。表現しづらいわ。
「ん。多分成功したみたい。アンニーナ目を開けてみて?」
エーヴィーの言葉を聞いて私はゆっくりと目をあけると
「アンニーナ?」
目の前に自分が立っていた。
「うっわ、うっわ、上手にできました~。」
エーヴィーはどこかで聞いたことのあるフレーズを言ったあと
「じゃあ、アンニーナはあっちの部屋に戻ってくれる?」
と急にスンとした表情で言い出した。
「あっちって、どっち?」
私が理解できずすっとぼけていると
「だ~か~ら、私が今来た隠し通路で私がいた部屋に戻んなさいって事よ」
自分の顔で怒られるって変な感じだな~と感心していると
「そこの壁を押すと開くからそのまままっすぐ突き当りまで進むと取っ手があるからそれを内側に引っ張ると開くから!早くしないと侍女がドレスのチェックに入ってくるから!」
エーヴィーが本気で怒り出しそうだったから私はウンウンと頷いた後、壁を押して隠し通路を使ってエーヴィーがいた部屋に戻った。
「アンニーナ、まさか隠し通路を覚えてないとか・・・そんなこと無いよね?」
私が部屋へ移動している時に不安げに壁に向かってエーヴィーが呟いていたことは知らなかった。
っていうか、一人で壁に向かって話しかけるのはあまりお勧めしないぞ!エーヴィーさんや。
恋愛ありますからね。
最後までお読みいただきありがとうございました。




