表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

はるのひかり

作者: 秋葉竹


  


まひるの

やさしい風が吹くころに

きらきら

ふりそそぐあたたかい

はるのひかり


あたらしい

一年が始まります


すこし

わくわくする

ひかりの舞踏が視えます


ひらかれた世界を

歩くと

気づけば

大きな希望に

背をおされているようです


なにを

希うわけでもなく

なにを

望むわけでもないのに


この

青空の下を

この

風が吹いてゆく

どこまでも

どこまでも


そうして

北の街にも

南の国にも

あのサバンナにも

氷の大陸にも


この空は確実につがなっていて

この想いも確実に流れてゆくだろう


すこし

石の多すぎる街に住んで

いまは視えない

豊かで荒々しく

細やかで繊細な

大自然や小自然の風景を

想い描いて

驚いた

ふと気がつけば

浅く微笑んでいるじぶんがいた






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 春の風がゆっくりと流れる 空を見て 夏の光りでも冬の光とも違う ホタルのような 儚く、愛らしく、美しい はるのひかり 光りの舞踊をみる先に 空は繋がってサバンナや 氷の大陸まで …
[一言] >石の多すぎる街 が、好きです。 「浅く」微笑む、も。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ