ダンジョン攻略 5
第二章 成り上がり
第六十二話 「ダンジョン攻略 5」
地下14階へと続く階段。
前にも同じような階段があった、巨人が使うような階段。
「ラザノフ、止まって作戦を練ろう」
影からラリィも呼ぶ。
「ラリィ、餌の状況と回復薬の残りの本数を教えてくれ」
「えっとね、食べ物は変な動く肉とパンとか果物とかまだあるの…… う〜ん、回復薬は元気が出るやつが5個とぉ、怪我治すやつが3個だの」
食料は回復薬に合わせて買ってあるので、だいたい同じくらいに無くなるはず……
後は本当にゲンパチ、ルシフェル肉が食べられるのか⁈
「これからは強敵だろうから怪我の回復薬は自分で持っていよう。 俺は1つもらっておくよ」
「ちょっと待て、リュウ。 何故、拙者が2つでリュウが1つなんだ? 拙者の方が怪我をするとでも言いたいでござるか?」
また、ひねくれラザノフ……
「そろそろ面倒くさいぞラザノフ。 俺は上の階で回復薬を2つも使ってるだろ」
ゲンパチとルシフェルにあげたやつ。
「はっ、そ、そうでござるな。 それならもらっておこう。 体力の回復薬はどうするでござるか?」
これからは戦いも長引くかも知れないな……
「とりあえず1つづつは持って行こう。 ラザノフ、正直な体調は?」
「……正直言うと良くないでござる。 回復薬の飲み過ぎに、それでも治りきってない怪我、それに今日はもう土竜化も出来ない」
「お兄ちゃん、今日はもうここで休んで行こうよ……」
まぁ、俺もそのつもりだった。
「いや、大丈夫でござる。 リュウが下見に行ってる間に回復するでござるよ」
「ラザノフ、今回は下見に行かないよ。 下手に下見に行って付けられてもヤダし」
「気配を感じることが出来る強い魔獣か…… 行かない方がいいかも知れんでござるな」
「ああ、ここは下の見通しがいい。 俺も疲れてるし下に注意して2、3日ゆっくりしよう」
という事で、前と同じように階段の隅っこで休憩する。
横になるとすぐに眠りにつくラザノフ。
ラリィは影の中に戻した。
俺は柔軟マッサージだけ入念にしておく……
ラザノフがギルドの職員に聞いた話では、ダンジョン攻略出来たパーティーはその後必ず解散してるらしい。
その理由が希少鉱石の呪い。
メンバー同士が仲違いをして解散するパターンが多いと言う。
しかし、解散の1番の理由は希少鉱石の価値の高さにあるはずだとラザノフは言う。
金のトラブルの根は深いでござるよ〜、ガッハッハ〜、だって。
ちなみに、俺達はパーティーを組んでないので解散は出来ない。
金に関しては今まで通り、大雑把で適当に分けることになるだろう。
俺もラザノフもその辺にこだわりがないので、根の深い問題にはなりづらいと思うけど……
もしラザノフとトラブルがあるなら、竜族の誇りや強さに関することだろう。
例えばこの前みたいに、俺が勝ったチンスコージにラザノフは意地でも同じように勝ちたいと思うだろう。
でも、正直無理だ。
そして、このひと言を言ってしまうとトラブルになる。
竜族は面倒くさい種族なのだ……
ふぁ〜、俺も眠くなってきた……
小っちゃいくらい、寝るか……
ーーーーー
鼻の穴にムズムズする感覚があり、目を覚ました。
ラリィが俺の鼻の穴に髪の毛を突っ込んでいる……
「フガ…… フガ…… フガァックション!」
ビシャーっと、ラザノフの方に鼻水やらヨダレが吹っ飛んだ。
……大丈夫、ラザノフはこのくらいじゃ起きない。
「あのさ、ラリィ…… 何やってんの?」
「やっと起きただの。 ラリィね、お腹空いちゃっただの」
なんて起こし方しやがる!
「それで…… 起きたから、もう止めてくれる」
まだ、覗き込むように俺の鼻に髪の毛を入れてやがる……
「あっ、うん…… 腹減った〜」
女の子なのにはしたない……
ラザノフの影響がモロに出てるな……
「って言うかお前さ〜、いつものように影の中でつまみ食いしないの?」
ラリィは影の中でこっそりとつまみ食いしてるから、いつもお腹が減ってない。
「グフフ、バレてただの? ラリィね、動く肉食べたい」
見ると、もう肉が近くに置いてある……
焚き火の横に塩をつけたヘビ肉を串刺しして焼く。
まだラザノフは寝てるけど、ラザノフの分も焼いておく。
匂い的には美味そうだけど……
結果。
ヘビ肉は美味かった。
鳥のササミのようだけど、骨が凄くある。
食べてる最中から身体の奥底から湧き上がるようなパワーがみなぎる……
「いい匂いがするでござるな…… でも何か拙者の顔がベタベタするでござるな」
匂いに釣られてラザノフが起きたか……
ベタベタはさっきの俺の鼻水ミックスだろう。
「ラザノフの分も焼いてあるよ。 それにこの肉、何か凄いよ」
「ありがとう、リュウとラリィ。 拙者は何か変に焦ってたでござるな……」
ラザノフは思う。
はっきりと分かっているのは、ラリィのトラブル。
リュウが吸血族や貴族とのやりとりをしているのを見て、自分も同じにならないと追いつかないと思い焦ったのだ。
でも、性格的なものはどうしても変えられない。
心の中で変わりたくない自分が消せないのだ。
「まっ、コレ食いなよ」
リュウから渡されたヘビ肉を食す。
すると……
みるみる身体に活力がみなぎる。
でも、下半身から元気になってるような……
「リュウ、次の戦いは恐竜型の魔獣と聞いたが何か策はあるでござるか?」
「1体だけみたいだから挟み討ちだろうね。 火を吐くみたいだから気をつけて」
俺はアイスシールドを出しつつ1刀で戦った方がいいだろう。
「ああ、基本拙者が囮になる、後ろから決めてくれ」
後ろにいる俺は比較的安全だけど、ラザノフはかなり危険だ……
でも、どっちを向くかは敵次第。
俺の方を向いて戦うかも知れない。
コレが最後であって欲しい……
充分休養した2日後、階段を下りると……
何階か忘れたけどデッケーハッチが出た森にそっくりなところに出た。
「下見してないけど、デッケーハッチが出て来ることないよな?」
「分からんでござる。 慎重に進もう」
あの階層と同じように、木の実も生っているけど今は気にせず進む……
そして穴の空いた壁の前に、体長7、8メートルの恐竜型の魔獣がいた。
穴が空いているという事は、まだ続く⁈
いや、それよりあの魔獣、ラザノフとの相性最悪かも知れない。
恐竜型魔獣。
ティラノサウルスのような形。
手が短いけど、鉤爪が鋭い。
鼻からは、もう炎が漏れている⁈
顔面は黒なので、焦げて黒なのか元々黒なのか分からない。
「ラザノフ、挟み討ちは止めよう。 作戦は "速攻" 隙があったらラザノフは降り口に飛び込んでくれ」
「……分かったでござる」
ゆっくり近づく……
魔獣は俺達を認識しても、穴を守るように動かない。
更に進む……
俺は左側、何もない。 ラザノフは右側、大小の木が立ち並んでいる。
魔獣との距離が10メートルを切ったところで、魔獣が飛びかかって来た。
木を巻くように逃げるラザノフ。
俺はジェットで左側へ。
魔獣が追ったのは俺の方。
バクッと、噛みつく魔獣にタイミングよく刀を振る。
ビッ、っと当たったけど鼻の横。
目を狙ったのに……
だが、ムカッときたのか、魔獣は大きく息を吸い込む…… 来る!
ゴァ〜!っと炎が向かってくる!
アイスシールド!
しかし…… 直ぐに溶け出してしまう……
ドスッ、と音がして炎が止まった。
クルッとラザノフの方へ向いた魔獣の首辺りに、ラザノフの槍が突き刺さっている……
ラザノフの投石術。
土竜族は元々狩りの時に槍を投げる。
クナイをあげてからはクナイでも練習をしている。
それにしてもラザノフ…… やる気だ!
ラザノフに向かう魔獣の背中に ー斬ー ひと太刀浴びせるが魔獣は止まらない。
木陰に隠れるラザノフを木ごと鉤爪でぶっ飛ばす。
ガキーン、という音がしてラザノフの巨体が重力を無視するかのように吹っ飛んだ。
だけどこの隙を逃さない!
足首を狙い一閃!
バスッという手ごたえと共に倒れそうになる魔獣にファイヤーボールを連射する!
が、全く効いていないどころか、炎の反撃を喰らってジェットで下がった。
ふぅ。 ……プスプスと焼ける匂いがする。
ラザノフはまだモゾモゾと動いているから大丈夫だろう。
それにしても、マズい攻撃だった……
火は効かないし、あの程度の魔術なんて通用しないのは少し考えれば分かるのに……
相変わらず俺は魔術を使うのが下手くそだ。
暴れたことで首に刺さっていた槍が取れ、そして背中や足からも血を流す魔獣……
普段なら俺は一旦空へ待機して魔獣が弱るのを待つけど、ラザノフの方に行かれたらマズい……
足を庇いながら向かって来る魔獣に、俺もジェットを使い突っ込む。
近づくと魔獣が息を大きく吸い込む。
ゴァ〜っと来る炎をアイスシールドで防ぐ、が……
アイスシールドを破壊しながら鉤爪が飛んできた……
一瞬スローモーションになり、目に赤い模様が見えた……
右手で支えながら刀で防ぐ。
ガキッと、刀と魔獣の鉤爪がぶつかり、俺はそのまま勢いよく地面へ……
それでも上手く着地!
俺の足首は鍛錬により柔らかいんだ!
っと思ったけど、ゴギッ、っと音がして両足首から激痛……
無視してジェットで顎先に一閃!
更に首にも一閃して空へ……
俺を追いかけるように上を見る魔獣の首から勢いよく血が吹き出す。
見るとまた首に槍が刺さっている…… ラザノフ⁈
ラザノフは槍が落ちていた場所で倒れている……
俺が顎先まで飛んだ時、魔獣は不用意に顎を上げていた……
ラザノフに助けられたか……
魔獣は蹲ったまま、やがて動かなくなった……
ーーーーー
あれから10日。
竜族の驚異的な回復力でラザノフの怪我はほぼ完治した。
俺の怪我は回復薬を飲んだら治った。
後はラザノフが持つ怪我を治す回復薬が1つだけ。
「済まなかったでござるなリュウ。 明日、出発しよう」
「でも、まだいっぱいここには美味しいものがあるだの」
この階層はとても過ごしやすく、魔獣の肉も驚くほど美味しかった。
それに果物も……
「ラザノフ、約束だ。 回復薬が無くなったら諦めて帰るぞ」
「ああ…… 拙者だけ済まん、リュウ……」
俺の怪我の回復薬はない……
怪我は出来ない。
そして次の日、俺達は下の階層へと出発した。
自然と出来たとは思えない螺旋階段を下ると、草原が広がっていた……
見える限りはひたすら草原、ただ遠くに1本だけ大きな木が立っている。
その前に2体の魔獣……
ラザノフに魔獣のことを聞きたいけど、この距離ではラザノフの目では見えない。
ハッ、そう言えば上の階で恐竜魔獣との一戦で、俺の目に赤い模様が見えた気がしたけどあれは一体何だったのか?
まぁいい、今はそれどころじゃない。
見える限りに階段はない。 ……最後を祈ろう。
とにかく進む……
しばらく進むとラザノフが口を開けた。
「リュウ、あれはレビッツェル…… しかも亜種で腕が4本もある……」
レビッツェル。
腕自体がギザギザの剣のような形、しかも4本。
綺麗な玉虫色のアーマーを着ているような見た目。
とてもカッコいい魔獣だけど、強いんだろうな……
「とても勝てるはずのない魔獣でござるぞ」
ラザノフが弱気に "勝てない" と言う魔獣……
でも大きな木以外に何もない、つまりラストダンジョン。
トントンと影に合図して、ニュっと出てきた刀を受け取り刀を2本持つ。
「じゃあ俺1人でやる。 ラザノフは見てなよ」
ラザノフは思う。
何故こんなにも刀を持つ姿がしっくりくるのだろう。
一体どれほどの時間の鍛錬で、そう見えるのか。
……もしかしたらリュウは1人でも勝つかも知れない。
「ふざけるな。 拙者もやるでござるよ」
ラザノフ…… 力みのないいい状態だ。
「ラリィを悲しませるなよ、ラザ兄ちゃん」
「そっちもな、キープく…… スペアく……んじゃなくてリュウだったな」
……グガァァ〜! この怒りを魔獣にぶつけてやる!
木の左右に分かれて仁王立ちしてジッとしているレビッツェル……
しかし、俺達が左右に分かれて近づくと、ゆっくりとレビッツェルも動き出す。
俺は左のレビッツェル、ラザノフは右に対応する。
大きく4本の腕の剣を広げて構えるレビッツェル。
軽く探るように刀を振る俺。
確かにスピードと幾つもの剣で隙のないように思えるけど、腕プラス刀の俺の方がリーチは有利。
少し距離を取り、飛び込むように戦いたいけどレビッツェルのスピードがそうさせてくれない。
どんどん前に詰めて来られて、いつのまにか防戦一方になる。
スピードを上げるには……
ジェットを使いスピードを上げる。
そして、リーチを活かしてヒットアンドアウェイで戦う。
しかし、下がる時に付いてくるように腕の剣だけが伸びてきた。
バスッ、バスッバスッ!っと3撃喰らって空へ逃げた。
ギザギザなので肉を引き裂かれる痛み……
ボタボタとなかなかの勢いで流れる血。
コレで治るか……?
ゲリールをかける。
追いかけて伸びるのは左右の上の腕。
その間に詰めて来られて3撃も喰らってしまった。
下に降りて仕切り直す。
痛みなどは感じない、どちらにしろ負ければ死しかない。
スピードは互角まで持っていった、後は……
互角の撃ち合いから、口から魔術でファイヤースネークをブッと吐く!
しかし、慌てる様子もなく捌くレビッツェル……
強い!
もう一度、ファイヤースネークを仕込む……
そして、ブッと吐き、追いかけるように左手の刀を一瞬放し、左手からもファイヤースネークを放った。
1発目を慌てず弾いたレビッツェルだが、2発目は慌てて下の腕2本で弾いた。 ……つまり、腕から下はガラ空き!
バスッ、バスッと2撃当て、レビッツェルは後ろへ下がった。
コレを待っていた!
ー蓮撃ー
1セット目 数発入ったけど、急所には当てられず。 ……やはり、硬い!
2セット目 1セット目より当てられず。
防御に徹してきた⁈
以降、7セットまで変わらず。
蓮撃は相手に反撃されないスピードで打つ技。
当然、相手が4本の剣なら、スピードはほぼマックスとなる……
8セット目 防御に慣れたレビッツェルの防御姿勢が早い。
早い防御姿勢に更に剣スピードを緩めると…… 感覚的なズレと、確かな攻撃チャンスなのがレビッツェルを迷わせた。
そこへフルマックスで剣スピードを速めると……
見事に当たりだす。
そして、緩めたり速めたりしながら当て続け、10セット目に急所に当たり、レビッツェルを沈めた。
ラザノフは……
随分と離れたところで戦っている……
まぁ、俺も結構離れたけど。
目を凝らして見る……
全身血だらけだ……
特に鉤爪が折られてそこからの出血が凄い。
槍はへし曲がり遠くに落ちている……
今は俺があげたクナイを両手で持って戦っているが……
正直、レビッツェルは余裕で動いている、逆にラザノフはフラフラだ。 ……負ける。
しかし…… 俺が共闘することを、ラザノフは許してくれないだろう。
それでもラリィやサラノフさん達のことを思うと助けない訳にはいかない。
一緒での旅は終わるけど、ラザノフが永遠に居なくなるよりはマシだ……
走って向かうと、いち早く気づいたラザノフが『リュウ〜!』っと脳天に突き刺さるような声を出し、ギロっと俺を睨んだ。
一瞬、ビクッとするほどの気迫!
しかし、ビクッとしたのは俺だけじゃなくレビッツェルもだった。
しかもレビッツェルは俺を見て、参戦されるとでも思ったか、慌てて雑な攻撃でラザノフを倒しにかかった。
ラザノフにチャンス! ……が、今のラザノフにチャンスを活かす体力はなかった……
スローモーションのように映る……
レビッツェルが上の腕2本で飛びかかる。 ……それを両手のクナイで受けるラザノフ。
ガラ空きになってしまった腹に、レビッツェルの右下の腕の剣が突き刺ささる……
ガハッ、っと左手のクナイを放し崩れ落ちそうになるラザノフ……
容赦なく右上の剣もラザノフの肩にめり込む……
勝負あった……
……と、思ったのは俺だけじゃなく、レビッツェルもだろう。
ラザノフはクナイを放した左手で突き刺さっている腕の剣を掴みながら投げを打った。
そしてマウントポジションを取り、クナイでレビッツェルの首をぶっ刺した。
修羅と化すラザノフ!
最後の力を振り絞るように何度もクナイを振った。
やがて動かなくなるレビッツェル……
しかし…… ラザノフもレビッツェルに馬乗りのまま動かなくなった。
急いで近づきラザノフの首筋を触る……
微かに脈を感じる……
回復薬があれば助かるかも知れない。
ラザノフのビリビリに破れたシャツを探ると、胸ポケットに回復薬はあった……
やはり戦いの最中に回復薬を飲む暇はなかったか……
ラザノフの顎を上げて鼻をつまみ回復薬を飲ます。
そして頃合いを見て、腹に突き刺さっている腕の剣を抜くと……
ドバァーっと、血が噴き出るけど回復薬が直ぐに効きだす。
後は竜族の自然治癒力に頼るしかない。
ラリィを呼んで、ラザノフを見ててもらう。
ラリィはラザノフを見て、一瞬『父ちゃ……』と言いかけたけど直ぐに『ラザ兄〜』と言い直し、泣いた……
俺はレビッツェルを遺体を遠くに持って行って焼いたり、壁沿いを歩いて降り口がないかを調べた。
結果はやはり降り口はない。 ……でも希少鉱石もなかった。
それでも1番怪しいのは木に空いてる大きな穴。
そこを覗き見ると……
テニスボールくらいの大きさの球体がある……
スッと取ると、球体を持ち上げたことで何かがガチャンと上がったように感じた……
何だ? と思い、もう一度球体を置こうとした時に思い止まった。
もしかしたら、またレビッツェルが2体出てくるかも…… と思ったから。
それにしてもこの球体、高そうだ。
透明だけど光の加減で色んな色に見えてとても綺麗。
何よりこの大きさの割に、ずっしりとやたら重い。
ラザノフの思惑通り希少鉱石はゲットした。
でも肝心の2人とも無事帰る、というのは微妙になっている。
何もない空間に、ラリィの泣きながら呼ぶ『ラザ兄起きてよ〜』が響いてる……




