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ランキング入りはバラモスでランキング上位はゾーマ並みの差があったという話

 今回の話に入る前に、まずランキングに入るということの重要性について話しておきましょう。


 小説家になろうにおいて、ランキングは最も重要なシステムです。というのも、なろうのヘビーユーザーはともかくライトユーザーは基本的にこのランキングしか見ていないはずだからです。


 これに関しては特に根拠はないのですが、仮に自分がそこまで入れ込んでいないジャンルの趣味で、何かを探すときって基本的にランキングをみませんか? ランキングならハズレも少なさそうだし、探す手間もないし一石二鳥じゃん、ということです。


 まぁなろうのランキングをみて「チート!異世界!異世界異世界!ハーレム!チート!」みたいな感じになってるのをみて「僕お家帰る」状態になる方も結構いらっしゃると思いますが、そう言った方はファンタジー以外のジャンルを見てみてください。意外にしっかりとした小説も沢山あります……と言いたいところなんですが! 


 なろうの曖昧なジャンル分けを利用して、わざとなのか知らないだけなのかはわかりませんが、明らかにハイファンタジーやローファンタジーなのにヒューマンドラマやアクション、歴史文芸にしてる作者さんがいたりするのでこればっかりは自分でお気に入りの作品をスコップするしかないかもしれません。


 これはただの考察ですが、何故上のようないわゆる「ジャンル詐欺」が起きてしまうのか、についてですが、これは理由としては簡単です。暇な方はハイファンタジーの日刊ランキングの下位ポイントと、他ジャンルの下位ポイントを見比べてみてください。


 僕が今見たところ、ハイファンタジーは最下位で70ポイント。ヒューマンドラマはなんと2ポイントです。


 これがどういうことかわかりますか? つまりハイファンタジーのランキングに入るには、ブックマークだけなら2×36で36人もの方に「一斉に」ポイントを入れて貰わないといけません。仮に全員が5:5で評価を入れてくれたとしても、6人。これは書いたことある方ならわかると思いますが相当難しい。


 地道にコツコツ書いて数ヶ月で70ポイントならまぁ取れるかもしれませんが1日で70ポイントですからね。それに比べてヒューマンドラマはどうでしょうか。たった2ポイント、これだけです。どんな難易度の差だよ。まぁこれで言いたいことは伝わったでしょう。

 

 これを見た邪悪な作者の方は、「え、まじかよ。じゃあ俺もジャンルヒューマンドラマに変えてランキング入りしよ」って思うかもしれませんが、ハイファンタジーは一番下に入るだけでもかなりアクセス数が増えます。しかし他ジャンルに関しては下に入った程度ではアクセス数は大して変わらないようです。これは作品のアクセス解析を見ればわかります。


  おそらくハイファンタジー以外は日刊5位以内に入らないとあまり意味はないでしょう。つまり頑張って70ポイント取ってください。


 ここだけの話、今の狙い目はローファンタジーかVRジャンルだと思います。2つとも今の下限は10ポイントほど。つまり1人の方に満点評価してもらえればランキングにはのれます。


 これは勝手な僕の予想ですがこの2ジャンルは需要に対して供給が少ない気がします。特にローファンタジーなんかは掘り当てたら凄い事になりそうな気がしますがどうでしょう。誰か掘り当ててみてください。んでもってこのエッセイをみて掘り当てましたって言って貰えれば、僕も「あの小説は儂が育てた」って言えるので。

 ちなみに掘り当て方は僕もわかりません。僕は一度掘り当てようとして、盛大に滑ったので(後でこの話は出てくると思います)、また後でチャレンジしようと思います。


 あ、もう一つ当たりそうなジャンルを忘れていました。現実恋愛です。これ絶対そのうちブーム来ますよ。根拠はないですけど(全部根拠ないじゃねーか)、普遍的なジャンルですからね。昔は女性向けの作品が多かったんですが、今は男性向けのハーレム作品やラブコメ作品が増えてます。たぶんファンタジーに食傷気味な方が癒しを求めてきてるんじゃないかな、僕がそうなので。


 ラブコメに自信がある方は是非チャレンジして欲しいですね、何故なら「あの小説は儂が(以下略)」。


 こう書くとハイファンタジーはファミコン版ドラクエ2並みに難易度がインフレしてる気がしなくもないですが、タイトルあらすじを極限まで推敲してテンプレに近づければ割とチャンスはあります。


 つまりジャンル別ランキングに入る、これがまぁドラクエ3って、パーティ次第では冒険激ムズだよって、勇者商人遊び人盗賊は茨の道だぞって事と、ハイファンタジー下位に入ることがバラモス倒すことだとしたら、総合上位はゾーマだよってことです。光の玉とかいうチート持ってねえと倒せねえよってことです。

 頑張っていきましょうエーザイ。


 話はそれましたが、ランキングに入るのは難しいという事と、ハイファンタジーのランキングに入るとアクセス数が増えるのはわかったと思います。本当目に見えてアクセス数が増えます。それはもう底辺を彷徨っていた自分からしたら、とんでもないアクセス数ですよ。


 さて隠れ無双という作品が何の因果かファンタジーの下の方のランキングに入ったんですね。もはやはるか昔の出来事なのであまり深くは覚えていませんが、とても衝撃を受けたのだけはおぼえています。


 その時の僕はそれはもう舞い上がっていました。やった、遂に天ぷら脱出だ。僕もテンプレを書けるようになったぜ、と。


 しかし現実はそんなに甘くなかったのです。確か悔しかったのでよく覚えていますが、この作品は最終的に日刊総合で60位が限界だった気がします。


 60位も凄いのは凄いんですが、やはり目指すならば一桁を目指したい。人は上へ上へと欲望に果てがないのですな。今はもう随分とブクマが剥がれているのであれですが、当時は800ブクマくらいまではいったのかな、確か。つまり「当時の日刊総合60位では」それくらいの集客力だったと。


 ランキングに入った作品は2つに分けられます。「どんどん順位を伸ばし、一桁代までいって爆発的に伸びる作品」と「途中で停滞し、そこから先伸びない作品」です。2つの相違点は何かと言われたら、まぁ単純に需要にあってなかったという事でしょう。


 さて、ここからは反省会です。「隠れ無双」はいったい何がダメだったのか?


 まぁ言ってしまえばおもしろいと思う方があまりいなかったんでしょうが、その何が面白くなかったのかが重要なんですよね。というわけで見直していきます。とりあえずタイトルとあらすじ。


 まぁタイトルは当時の流行だったのであれですが、いまいちこれ何が伝えたいのかわからないタイトルですね。今風に直すなら「記憶を失った俺、隠れた実力は最強でした」こんなところでしょうか。あらすじはあれですね、これも無難なことばかり書いてあって何が魅力なのかよくわからないですね。


 1話1話批評していくのも意味がないのでここは一番重要と言われている第1話だけみましょう。

 そう、1話が一番重要です。ここがこけると全部終わります。むしろここが面白ければ割となんとかなります、たぶん。


 まずなんか、開幕よくわからない心理描写から始まります。凄い伏線っぽい。というかこれ伏線なんですが、ちょっとチープだけどまぁここはとりあえずスルーしましょう。そして記憶喪失の主人公とヒロイン登場。お互いに名前をつける事になりますが、ヒロインが主人公の名前を看板からつけるってやばくね? なんか可哀想じゃない? 主人公。


 まぁなんやかんやで歩き出す彼ら。すると怪しい盗賊たちに出くわします。何やら闇ギルドとかいう不穏な名前も出てきたりしますが、主人公パワーで瞬殺。ここは少し強引ですが、テンプレ展開です。


 さて助けた女性に連れられて街に向かうんですが、そこでスキルの説明が行われます。これは失敗っぽいなぁ。1話目からテンポガタ落ちの説明は良くないですね。ただこれに関しては1話のオチがあるので出さざるを得なかったという背景がありますが、もう少しやりようはあったかもしれません。


 それで主人公は全然強くないことが判明、いいですね。不遇主人公はテンプレです。さっきの謎の強さとのギャップもあって、なかなか期待できる無双感。

 そして最後にヒロインと共に旅に出ると決意した主人公。その後、スキルを鑑定した機械から、主人公のスキルが只者じゃないという判定が人知れず明かされるのですが……


「最後でやらかしてね? これ」


 さっきはスキルとして出なかったのに、ギルド職員が帰ってから急に明かされなかったスキルが印刷されるのは御都合主義がすぎるかなぁ。


 それにこの印刷された紙、次の朝は誰か発見すると思うんですが、そのあとどうするだろとか、なんか色々と突っ込みたくなりますね。あと※で書かれてる部分もさらに御都合主義感満載ですね。これはちょっとあれかなぁ……。



 1話だけ見直してみましたが反省点が腐るほどありました。日刊で1位を取るにはこういったところを直していく必要があると思うので、これからも勉強していきたいと思います。


 実はこの隠れ無双、どうにも行き詰まりもうエタってから1年経っていますが、ちょくちょく書き溜めていて、もしかすると2ヶ月以内くらいに一気に投稿して完結させるかもしれません。自分的には完結させたい作品だったので、そうしたいとは思ってたんです。まぁ当初考えてたラストとは違ってかなり強引な展開で終わらせる形にはなりますが、とりあえず終わらせたいですね。


 この作品の後、再び僕は迷走するわけですが、このエッセイも迷走しそうです。


 というわけで次回に続く(次何書こう……)



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