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毒者とはいったい何者なのか

 感想での注意事項、マニュアル

「禁止事項」


 ・感想の返事を催促すること。

 ・話の展開や、修正の強要。

 ・荒らし行為。


「注意事項」

 ・「気になる点」を書く場合、以下の文章のように“どこが気になったのか”、多くの人が納得できそうな理由を書いてください。


 ・できる限り敬語を使ってお書きください。

 初対面でいきなり「呼び捨て」「ため口」が失礼にあたるのはネットの中でも同じです。


「荒らし行為とは?」

 ・作者に対する中傷

「この作者はアホだ!」「才能ない」「この程度もわからないなら連載しない方がいいんじゃないですか?」など。


 ・命令調・攻撃的な言葉などで書いている

 例:「もっと勉強しろ!」「次はこうしろ!」「死ね!」「連載やめろ!」「ふざけんじゃねえぞ!!」など。


 ・固有名詞を含まない内容

 固有名詞とは、登場人物の名前や街の名前など、その小説固有の単語のことです。

 小説には通常、多くの固有名詞が登場します。登場人物名や地名などがその代表例です。

 作品内容の指摘をしているのに、固有名詞を含んでいない具体性にかけるものは荒らしと考えます。


 上記は、小説家になろうのマニュアル、感想での注意事項から一部抜粋しました。




 突然ですが皆さん、感想って書いてますか。僕はあまり書いてません。すみません、書くようにします。

 感想とは文字通り小説での感想のことです。感想一覧ってやつですね。


 多くの作者にとって、この感想は貰ったら嬉しいものでしょう。ただし好意的な感想ならば、という前提が付きますが。


 底辺時代、僕は感想というものに疑問を抱いてました。誰も感想を書いてくれないので、「これ本当になろうに人なんているのか? 全部ロボットじゃないのか? ていうか俺以外の人類全部ロボットでは?」的な感じで疑心暗鬼になっていました。

 そんな僕でも感想を始めて貰った時はとても嬉しかったですし、やる気も上がりました。


 さてこんな感じで感想は作者のやる気、モチベーションを上げたりする燃料たりえるものですが、一方で筆を折ってしまう原因にもなり得ます。つまり批判的な感想ですね。


「毒者」って聞いたことありますか? 暗に批判的なコメントや的はずれなコメントをする読者の方を指すネットスラングなのですが、なろうが有名になるにつれて、この毒者問題はかなり広がってきているような気がします。


 この毒者は、日刊ランキング上位の作品などによく現れます。人気の作品に、ここまで言うか?ってくらいの批判を書いて、去っていきます。心ない感想を書いて、それを間に受けた作者が作品を消してしまったり、あるいは大幅改稿しようとしてエタってしまった例をいくつも見てきました。


 今回まず、この毒者達は何を考えてこんな感想を書いているのか、ということを考察したいと思います。


 まず毒者について語ると、真っ先に出てくる意見が、「いやこれは作者のために書いてることだから」というもの。つまり作品に面白くなって欲しくて、だからこそ意見を出しているというもの。ご丁寧に藤子F不二雄先生の「エスパー魔美」の画像なんか貼られたりする場合もありますな。知らない方はググれば出てくると思います。


 なるほど、まぁそれが本音だとしたら確かに作品への意見は作者のためになるのかもしれません。


 ただそれって、商業での話なんですよね。なろうは商業ではないので、特にお金をもらって連載しているわけではありません。

 商業ラノベの場合読者もお金を出して読んでるので批判するのもわかります。なので仮に商業作家が出版した本にメタクソに批判が集まったとしたら、彼らはお金を貰っているので「何くそ作品の売り上げで見返してやるぜ」とか「批判されようがお金は俺のもんだ」と開き直れたりしそうなもんですが、なろう作家はモチベだけなのでそこが折れたら終わりです。まぁなろう作家も「ポイントで見返してやるぜ」と思えれば別にいいんですが。



 そしてそこだけではなく、というかむしろこっちが重要なんですが、なろうの作者と読者との「距離感」というものが、かなり特殊なことが問題なのです。


 当たり前ですが、普通の商業作家に感想を書こうとしてもファンレターを除けば匿名掲示板なりSNSなりに書くくらいしかありません。そしてここが一番重要なのですが、作者は自分から見ようとしなければ自らへの「批判」は見ずに済むのです。


 しかしながらなろう作家はどうでしょう。

 感想は誰でも気軽に書き込めるし、名前なんて適当でいいから匿名といって差し支えない。そして感想を書かれたことのある作者の方ならわかると思いますが、感想が書かれるとマイページに赤く「感想が書かれました」と出るんです。


「いやこんなんでたら感想みるでしょ!」


 んでもって期待を持って感想を見たら批判だった時のガッカリ感は、肉まんだと思って食べたあんまん並みのものがありますね。


 つまり何が言いたいかといえば、なろうは読者と作家の距離が圧倒的に近いんですよ。その分批判がダイレクトに作家に届くんですね。それがなろうがたまに荒れる原因となってるんだと思います。

 作者のために書いているのだとしても、書く前にここは匿名掲示板でもSNSでもない事を意識して、作者に目が届いても大丈夫な内容を書いていただきたいですね。


 つーか言ってしまえばわかるんですよね。おそらく結構な方が共感してくれると思うんですが、「作品を期待して見てくれたけど、合わなくて批判をくれた読者」と「最初から馬鹿にする気、批判する気ありきで作品を見て、批判をする毒者」というのはすぐにわかってしまいます。


 上位ランキングに入る前はやはり好んでスコップしてくれた方ばかりなので好意的な意見が多いんですが、上位に入るとそれだけ目につくことが多いですからね。難しいところです。


 たまにこういうことを言うと、「例え馬鹿にしてくる人でも読んでくれる方を毒者なんて呼ぶのは間違っています」的な意見もあるんですが、何度も言いますがなろうは商業ラノベではありません。お金をもらって読んでもらってるのではないのです。


 商業ラノベは読者もお金をもらって読んでいるので、その時点でその読者はある程度期待して読んでいるのでしょう。だからこそ批判にも耳を傾けねばなりません。しかしなろうはそうでない、ただ馬鹿にしたいだけの人がいるのです。


 おそらく読者の方には、なろうは「チートハーレム異世界ばかりでつまらん! だから叩く」という方もいるとは思いますが、そう言った場合はちゃんと探せば普通の小説もあるのでわざわざそういった作品の感想に出てこずに、自分の好きな小説に感想を書いて欲しいです。


 どこかで誰かが言ってましたが、感想のコメントにもグッドボタンとバッドボタンみたいなのが欲しいですね。まぁそれを設置して批判コメントにめちゃめちゃグッドボタンが押されてたりしたら流石に泣きますが。


 ネットマナーの話にもなってきてしまいますが、一番最初に書いてある感想の注意事項、意識したことある人は少なそうですね。誰もがちゃんと作品を読んだ上で批評し、作者はそれを見て学び作品をより良くする。そんななろうライフが送れるといいですね。まぁ作者側のスルースキルも大事だとは思うんですけどね。


 一説には感想を見てから作品を見るか決めるという読者さんもいるらしく、レビューを見るような感覚なんだろうなと納得はしましたが、びっくりですよね。


 というわけで今回は感想について書いてみました。感想欄が荒れそうな話題ですがエッセイなのでセーフでしょう。


 今回の僕の定義では毒者は「作品を馬鹿にするためだけに読み(読んですらない場合もある)、感想に批判を書く人」のことです。


 ちなみに僕は批判コメントだろうがなんだろうがちゃんと全部見てますよ。いつもありがとうございます。批判コメントは見るだけ見て1人で落ち込んでるのが僕です。


 今回はそんなお話でした。


 というわけで続く(だいぶ脇道に逸れた)



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