黒歴史ってガンダム由来らしいね
暇な時につらつらと書いていこうと思います。
割と前から書きたいとは思っていたんですが、自分の小説に対する気持ちや思い、あと今までの作品などについてをつらつらとメモのような感じ書いていきたいと思います。
マジでメモなので本当に適当に書いていこうと思っているので人様に見せるのを意識して書こうとは思っていません。そこだけよろしくです。
僕がなろうデビューしたのは2年ほど前でした。元々漫画が好きな重度のジャンプっ子で、好きな漫画を読んでこんなストーリーの漫画もないかなぁ、とか色々探したりしてたんですが、痒いところに手が届かなくて。じゃ、自分で書くか、と思い立ったんですね。
ちなみにこの備忘録を書いているのも漫画の単行本にある作者の裏事情的な話が大好きだからです。
んでもって僕は絵が得意ではないので漫画は描けねえと思い、なら小説を書くかと思ったのがきっかけでした。しかし書き始めてみるとこれが難しい。小説の作法とか全く知らなかったので、マジで適当に書いてたんですが、その時の自分はそれでも面白いと思ってました。自分の作品には補正かかる病。
最初の作品は「荒れ果てた地の魔法事情」というタイトルでした。実はこれ今は非公開になってます。なんか途中でグダグダになっちゃうし全然人気でないしで、非公開にしたんですよ確か。
簡単にストーリーを紹介すると、魔法がある世界で若くして元軍人の主人公が学園に転入。日常を挟みつつ学園に襲ってくるモンスター、そして明かされる学園と主人公の事実。的な感じです。
意外と設定とかは気に入ってるのでそのうちリメイクしたいなとか考えてはいるんですが、まぁそれはおいといて。
なろうのトレンドやら作法やらもわかっていないので人気が出るはずもなく、ラノベって難しい、と思ってました。
ちなみに僕は漫画が好きだとは言ったんですが、じゃあラノベは?ってなると実はそこまで読んでたわけじゃないです。というか全然読んでないです。アニメは割と見てたりしたんですけど。
でもいくつか読んだ中で僕が1番ハマったラノベは「涼宮ハルヒの憂鬱」ですね。いやもうあの時代は凄かった。ハルヒやべぇ、ていうか長門の方がやべぇみたいな感じでした。確かアキバもとんでもない活気があってオタクコンテンツ最盛期みたいな印象がありますね。
話が逸れましたが、ろくに小説も読んでないので文章作法を全然知らなかったというわけです。
さてそんな中でなろうで書いているうちに少しずつなろうの事も分かってきて、どうやら「異世界転生」が人気らしいぞ、と。
んじゃ一回流行り書いてみるか、と思い書いてしまいました。それは一応今でも公開してるんですが、「異世界で転生した俺は勇者へ」って作品です。いや、
【こ れ は 酷 い】
そんなタグ付がされても仕方ないような作品です。いやもう僕としてはこれを未だに公開しているという事がもはや、全裸をみんなに晒しているような恥ですよ。いや全裸というより、知らない人にキン○マ見られて「うーん、ここにホクロがありますねぇ」とかまじまじと見られてるレベルの痴態です。
このエッセイを書くにあたって少し読み返して見たんですが、1話読むごとに僕のライフポイントが削れていって最終話にたどり着くまでにインセクターハヤブサのライフはゼロになっていました。杏さんも「もうやめ……いや、もうちょっとやってもいいんじゃない?」って言うくらい酷い作品でした。
そんな恥ずかしい作品です。読まないでください。というか読めないと思います。下手すぎて。まず会話だらけで心情の描写や風景の描写が一切ありません。(まぁこれは今でも少ないとは思いますが……)。なので何が起きているのかよくわかりません、僕も最近吐血しながら読んでみましたがごちゃごちゃ過ぎて何書いてんだかわかんねえ、この作者はアホか?って思いました。はいアホです。
実はこうなったのには理由があって、僕は小説はあまり読まなかったんですが、当時流行っていたSS創作と呼ばれる掲示板などで台本形式で書かれたものをよく読んでいました。今思うと台詞だけで状況が眼に浮かぶSSの名作はとんでもねぇなと感心するんですが、当時の僕はそれに引っ張られてただ意味もなく台詞ばっかり書いていたのでした。
まぁとはいえ、当時は楽しく書いていて、それでも見切り発車で手を出したので収拾がつかず、しかも思ったよりもポイントが伸びねえということで完結させました。
この作品のストーリーを簡単に説明すると、異世界に転生された主人公が、伝説の武具と呼ばれるものを探して魔王を倒す話です。
読み返してるとツッコミどころがありすぎて、笑っちゃったりするんですが、それをいくつかにまとめて紹介しようと思います。
①いやまずこれ主人公異世界転生である必要なくね?
はい、ということでこれはもうこの時点で駄作臭が凄い。伝説の武具とやらを集めて敵を倒すんですが、選ばれしものが手にすると力を発揮するという。「へー」って感じです。
まず異世界転生の最大のメリットであるチートがないんですね。チートを手に入れて異世界で無双。これがお決まりなのにそれがない。わざわざ天国の強そうな神様が冒頭で出てくるのに、何もチートをくれない。つまりこれ、「だったら現地主人公にしてそいつが選ばれしもので伝説の武具集めればよくね」ってなってしまうわけです。つまり主人公に強みがない。
②主人公の心情が書かれなさすぎて、怖い
これが2つ目ですね。あまりにも心情書かなすぎて主人公がとりあえずなんか正義感があって、いきなり異世界に呼び出されても、その世界のために戦えるというヤバイ奴みたいになってます。
こいつなんで知らん世界のやつのことこんなに助けたがってんだ…俺もわからん。
③キャラが死んでいる
キャラクターがただの舞台装置になっていて全くもって愛着が湧きません。それっぽいキャラクターがそれっぽい台詞を喋っているだけでよくわからん…。つーか誰が喋ってんのか分からん。これどれがどいつだよ……。
まぁとりあえずざっと書きましたが、今の僕の作品にも当てはまりそうなブーメランもあります。勉強になりますな、このエッセイ。
ただこの作品、読むとわかるんですが、キャラ設定や魔法設定なんかは他の作品に活かされていたりします。まぁ好みは結局対して変わらないということですかね。
ここから僕は底辺作家時代が続きます。ちなみに底辺作家とはブックマーク100以下の作家の俗語です。まぁよくあるネットの目安ですね。
そして色々と経て、「隠れ無双」という作品に辿り着くことになるのでした。
続く。(続くかわかりませんが)