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おばけなんているわけない、殺人事件の裏側

ひろしとひろことおばけの物語  作者 けばお


 これは、ある中学校の男子生徒「ひろし」と女子生徒「ひろこ」が夏休みに体験したおばけとの奇妙な物語である。

*少々文章が読みにくいかもしれませんが、随時改良していくので、ご了承下さい。


第5話のあらすじ

 警察が遺体へと辿り着き、真相を解明しようとするが「殴る」という特殊な殺人方法だけに少し苛立ちを覚え始めていた。そんな傍らおばけのヅルキヌとピヒチキは今回の計画の成功を祝福していた。次の計画も順調にこなされそうな勢いである。また、ひろしとひろこもこの事件について怪しんでいた。おばけの仕業であると示唆しつつも困惑状態だ。


第6話 おばけなんているわけない、殺人事件の裏側


 遺体へと辿り着いた警察がいる中で容疑者への尋問にとりかかる警察もいた。

「お前がやったんだろ。さっさと白状しろ。」

「私はそんなことしてない。気づいたら遺体の目の前に立っていたんです。」

「何を訳の分からないことを言っているんだ。気が動転していたんじゃないのか。」

警察がそう思うのも無理はなかった。なぜなら彼女は今まで犯罪歴など一切なくいたって普通に生きてきた女性であったからである。

「そんなんじゃないんです。なんか突然別の場所へ移動していたようなそんな感覚です。それも一瞬だったんで良く覚えてないんです。」

「余計訳が分からない。まるで異世界へ転生していたような言い方だな。最近の小説じゃないんだからそんな話信じられる訳がないだろう。」

「そうです、それです。私多分異世界へ誘拐されてたんです。今、思い出しました。そこでおばけと会ったんです、それもとてつもなく大きい。」

「おばけ?!おばけに誘拐されたって言いたいのか。おばけなんているわけないだろう。最近の小説でも出てこないぞ。とにかくお前は真相が解明するまで牢屋にいてもらうことにする。」

「くそ。本当のことなのに。誰も信じてくれない。」

容疑者が必死に抵抗するが警察は耳も傾けようとしなかった。

容疑者は泣き崩れながら警察に連れていかれた。

 と、容疑者は答えていたが本当はおばけとのやりとりが行われていた。おそらく警察に冷静に答える余裕がなかっただけなのだろう。

実際には、ひろしとひろこと同じようにピヒチキの前に連れていかれていた。

「よくきてくれたな。お前にはこのおばけの世界を発展させるためにここに来てもらった。まあ、安心してくれ。すぐに人間界へと返してやるから。」

「どこなんですか、ここは。おばけの世界って言われてもそんなの聞いたことありません。」

「お前たちが住む人間界に付属するような形で存在するのがこのおばけの世界だ。付属するということは理解しにくいかもしれないが、人間界は時間という概念によって生を感じていると思うが、おばけの世界にはそれがない。だから、安心してくれ、ここでいくら過ごそうが人間界に戻った時、人間界を離れた時間へとしっかりと戻ることができる。まあ、一部の条件を除けばの話だがな。」

この一部の条件とは、もし仮におばけがその人間の代わりに人間界で時間を進めていればその進んだ時間は人間は取り返せないということである。

「いや、そんな説明されても困ります。なんだか結構特殊な世界であることはなんとなくわかりましたが、一体私はここで何をするのですか?」

「お前がすることは何もない。と言っている間に人間界へ戻る時が来たようだ。」「え?戻れるんですか?私。それはよかったです。早く戻してください。」

そして、おばけの世界に戻って来たヅルキヌによって女性は人間界へと戻っていった。だが、自分が想定なんてできなかった悲惨な現実がそこに待ち受けていたようだった。


そんな中ひろしとひろこはおばけの存在を明らかにすることをまだ諦めていなかった。

一応、ここで述べておくがこの状況はおばけ達にとっては決して望ましいことではなかった。なぜなら、ひろしとひろこを誘拐したのにはそんな大した理由はなく、ただ驚かせて自分たちの能力を見せつけたかった程度だからである。

「もし、おばけがまた侵入して来たとしたらどうなるかな。」

ひろしはおばけの存在を肯定し、しっかりと抵抗しようと試みていた。

「そんなの分からないよ。そんなことが起きないことを祈るしかないと思うよ。」ひろしとは対照的にひろこはおばけの存在を知りつつも、その存在を自分から遠ざけようとしていた。

「まあ、いいや。話を聞いてくれるだけでいいよ。多分、僕の中ではまたおばけは人間界にやってくると思う。そして、前の事件のようなことをまた起こすと思う。でも、何が起こるのかは難しそうで予測できない。ただ、もし、人間界にやって来たおばけを見つけることができたとしたら、そのおばけを退治することってできるのかな?ひろこに聞いても知らないと思うけど、一度、お父さんに聞いてみようかな。前に一度話してみたとき、若干おばけの存在を知っているような返答があったから何か教えてくれるかもしれない。」

「それはいいね。なんだか全然私には分からない話だけど、何もしないよりはましだと思うから相談してみてよ。」

そうして、2人はひろしのお父さんの元へと急いで行った。


果たして、ひろしのお父さんはおばけへの対処策を講じることができるのであろうか。そして、ピヒチキはこの2人の様子をどうみているのだろうか。第7話へ続く。


「あの2人なかなか厄介な動きをしているようだな。」

「そうですね。もしかして、次の一手が思い浮かびましたか?」


「ひろしのお父さん何か知ってるかなー?」

「きっと助けになってくれると思うよ。」

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