第四話 クラス発表
視点全体は奏汰に戻りますが時々雫の視点も入っています。
俺達の家から高校までは電車を使わなければならない。
そこでまずは最寄り駅へ向かった。
最寄り駅までは歩いて10分ほど。
そこから電車で4駅。
高校の最寄り駅から更に5分ほど。
ようやく俺達の通う高校に着く。
「着いたね」
「うん」
お互い初めての登校なので少し緊張気味だ。
しかし俺には別の緊張もあった
(雫と同じクラスになれるかめっちゃ不安だ)
(万が一違うクラスだと俺高校生活やれる気がしないのだが・・・)
そうやって内心不安な奏汰のそばで雫は、
(奏汰君と同じクラスになれるかめっちゃ不安だよ〜)
そうこの二人内心同じ事を考えたのだ。
この二人は幼馴染として生活をしているし、同じような思いをしているからこそ考えたことが同じなのだ。
「同じクラスだといいな」
「そうだね。仲が良い人がいると安心するしね」
そうやって言葉を交わすけど、内心ドッキドキだった。
「見て奏汰君。桜が咲いてるよ」
「ほんとだ。キレイだな」
二人の通る道の両脇は桜並木で満開の桜が一面咲き誇って桜のトンネルをくぐっているようだった。
(一応ここ北海道だけどもう咲いていたのか。まあ河津桜だろうけどここまでキレイに咲いているのは凄いな。)
「神様が俺達の入学を祝福してくれたのかな?」
「そうかもね。せっかくだし、一緒に写真撮らない?」
「うん。撮ろうか」
そう言って二人で写真を撮る。
雫が後で送るね〜というので頷いた。
そして二人はこう考えてた。
(この雫可愛すぎる)
(この奏汰君かっこよすぎる)
【この写真一生大事にしよう】
そんな似たような考えをしつつ写真を取り終えた後、正門をくぐり玄関に向かうとそこでクラス分けが発表されていた。
二人でそのクラス表を見る。
(まずは自分を探そう。えーと俺の名前は・・・あっあった。)
俺の名前は1組にあった。
(奏汰君より先に私を探さないと。私の名前は・・・あった!)
私の名前は1組にあった。
「俺は1組だよ。雫は?」
「私も1組だよ。これで11回連続で同じクラスかな?でも知っている人がいて安心したよ」
「俺も。今年もよろしくな雫」
「うん。奏汰君もよろしくね」
ひとまず俺と雫は同じクラスになることができた。
良かったこれで高校生活も大丈夫だと思う。
クラスもわかったので自分たちのクラスへと向かう。
クラスに着くと黒板に座席表があるので確認して座席に座る。
そして冴島と河村は苗字としても近いのでなんと二人で前後の席だった。
俺が窓側から二列目の最後尾。
その前が雫だ。
「まあ同じクラスで予想していたけどやっぱり前後の席だったな」
「そうだね。小中もこんな感じだったよね」
雫の言った通り小学校や中学校もこんな感じの席であった。
チャイムがなりクラス全員が席につき前を向く。
ここから先生の話があって入学式をして、また教室に戻って話などをしたら今日は終わりだ。
(これからいよいよ高校生活が始まるな)
そう思い先生が来るのを待った。
活動報告の方にも書かせていただきましたが、日間ランキングでこの作品がランクインしました。
(その後もう一度100位でランクインしました!)
ありがとうございます!
これからも良い作品となるよう頑張っていきたいと思います。
これからも応援よろしくお願いします。




