第三話 私と奏汰君
雫支点です。
朝。いつもより早く目が覚めた。
今日は高校の入学式。
私は河村雫。今日から高校生です。
「おはよう」
「おはよう」
リビングに降り挨拶をするとキッチンから返してくれたのは母の河村雪。
身長は168cmほどと私と同じくらいであり、とても美人で優しい母である。
「おはよう雫。寝れたか?」
そう聞いてきたのは父の河村健太郎。
普段は市の公務員として働いている。
身長は185cmと高く、顔やスタイルも同年代の男性より良い。
「うん。寝れたよ」
と返す。
この二人が私の親だ。
この二人は同い年の40歳なのだがとても40歳には見えない容姿をしている。
この二人の血を継いだおかげで私も同年代の中でも美人の方である。
「朝ごはんできてるよ。早く食べないと奏汰君来ちゃうよ」
「はーい」
そう言われて席に座り朝ごはんを食べ始める。
今日はごはんと味噌汁、卵焼きと焼き魚と和朝食だ。
「美味しい」
「そう。良かったわ」
母はとても家事ができ、特に料理が上手だ。
基本的に何でも作れるし、味もとても美味しい。
私は母の作る料理が大好きだ。
食べ進めてる間に先程の会話で出た奏汰君を説明しないといけない。
奏汰君は私の幼馴染で冴島奏汰という。
私の家の隣に住んでおり、同じ高校に進学したのだ。
奏汰君は身長は180cmで、顔やスタイルもよく同年代の男子ではイケメンな方である。
彼は勉強もでき、特に語学系が強い。
前に聞いたのだが彼は英語、スペイン語、中国語を日常会話レベルで話せるのだそう。
聞き取りぐらいならロシア語やフランス語もちょこっとならできるとか言っているから驚愕だ。
前になんでそんな話せるのと聞くと。
彼は
「世界の言葉を話せたら将来の役に立つから」
と言っていた。
それでも日本語と合わせて4か国語喋れ、6か国語聞き取れるのは相当すごい。
いや相当じゃないほどすごい。
ちなみに私は勉強はとてもできるが苦手科目は英語と国語。
それ以外は人よりできる。
一応中学3年生の期末試験では5教科合計450点で学年1位なので、できる方である。
ちなみに2位は440点で奏汰君だ。
そんなこんなでこれで最後にしようと思うが、私は奏汰君に好意がある。
これは恋愛という意味での好意であるということだ。
つまり私は奏汰のことが好きということである。
高校生になった今そろそろ関係を幼馴染から恋人にしたいと思うけどなかなか踏み出せない。
理由は幼馴染という関係からくる好意を向こうが家族としてと捉えて関係が気まずくなるのが嫌だからだ。
多分そんなことにはならないと願っているが万が一と考えると・・・となってしまう。
だから中学の時からこんなままこうなってしまっているというわけだ。
「ごちそうさま。美味しかったよ。」
「ありがとう」
私と奏汰の関係とか話しているうちに食べ終えたので挨拶をして食器を片付ける。
部屋に戻って着替えて下に戻ってきた。
いつもは着替えてから食べるのだが、今日は入学式なので先に食べてから着替えたのだ。
そして洗面所で髪などを整えた。
「制服似合ってるわね」
「制服似合ってるな」
両親から口々にそう言われ少し恥ずかしかった。
ソファーに座って少しすると、携帯に家の前についたよと奏汰君から連絡が来た。
最後に準備を整えて、
「行ってきます」
『行ってらっしゃい』
両親にそう伝えて家を出る。
これからの高校生活に期待しつつ玄関を開けると青空が広がっており、私を待つ奏汰君も居た。
「ごめん。待った?」
「待ってないよ」
そう言葉を交わすと
「制服似合ってるよ。可愛いね」
と言われ内心驚いた。
(奏汰君から可愛いなんて言われっちゃった。嬉しい! そして奏汰君もすごくかっこいな〜)
そして奏汰君を褒めるべく
「ありがと。奏汰君もかっこいいよ」
と言った。
そしてすぐ
「ありがとう。じゃあ行こうか」
そう返されたため
「うん」
と反応を返し高校に向けて歩き出した。
今回は初の雫支点で書かせてもらいました。
これからもちょくちょく支点替えもしていくのでよろしくお願いします。
そして文章力がなく短かったり長かったりとなりますがこちらは暖かく見守ってください。
感想や評価よろしくお願いします!




