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第二話 二人の過去

まず俺と雫が幼馴染になる話は俺達の親から始まる。


俺の親。冴島実(さえじままこと)冴島莉沙(さえじまりさ)(旧姓 日高(ひだか))。

雫の親。河村健太郎(かわむらけんたろう)河村雪(かわむらゆき)(旧姓 長岡(ながおか))。


この四人は高校の時から仲が良く結婚をした後も親交があったらしい。

そして同時期に子供を授かり出産。


それを期に家を購入することに両家ともにしたのだが、その場所を隣で買ったためこうなり、結果的に俺と雫は幼馴染になったというわけだ。


それにしてもよく二軒分の土地がたまたま隣で売っていたな。どんな偶然だよと思う。

いや頑張って探したのか?


それは置いといて、というわけで俺と雫は小さいときからずっと一緒だった。

遊ぶときも、食べるときも、寝るときもずっと一緒だった。

二人とも一人っ子なので二人でよく遊んだりしていた。


幼稚園や学校でもいつも一緒に過ごしてた。

なんなら今まで違うクラスに一度もなったことがない。


数えると幼稚園はクラス替えが無いから1とすると、小学校で6、中学校で3だから全部で10回連続で同じクラス。


それ以外でもずっと一緒だったのでかれこれ15年間(今年で16年)一緒というわけだ。

なのでお互いのことをよく知った仲であることは確かだ。


世の中の幼馴染では兄妹のように思える人もいると聞くが俺達は違うと思う。

少なくとも俺は雫が好きだ。

もちろん兄妹・家族としてではなく一人の異性としてだ。


雫が俺と同じ気持ちかはわからない。

でも俺はまだ告白はしなくていいと思っている。

正式に付き合うのは高校を卒業してからでいいと思っている。


理由は、雫は俺にずっと優しくいてくれるからだ。

他の男子とは違う接し方で接しているので良いかなと思っている。


もちろん雫がモテないわけでは無い。

顔はとても可愛いし、スタイルもテレビで見るモデルやアイドル並みに良い。そして勉学に関しても優秀。性格は優しく、家事もできる。


まとめると、アイドル級のルックスと頭脳を持ち合わせ、家事に関しても優秀な才色兼備な女性である。

なのでモテるのだが、アプローチしてくる男子にあまり興味を示さないので良いかとか思っているのである。


そんなこんなで俺と雫は幼馴染で、俺は雫が好きだ。

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