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幼馴染は二人とも愛が重いです!  作者: 河井こまち
一章 高校1年生一学期
10/16

第十話 お出かけ、それともデート? ②

あの後、内心羞恥で悶えたが、なんとか平常心を保ってお昼ごはんを食べ終えて会計を済ませて店を出た。

雫はデザートも食べたおかげか満足そうに隣を歩いている。

この後は雫が見たいと言った映画を見る。

そのために俺達は映画館のフロアにやってきた。


このフロアに入るとポップコーンのいい香りが鼻を抜ける。

やはりデザートは別腹なのだろうか。

さっきお昼ごはんを食べ終わったばかりだけど食べたくなってくる。


「それじゃあチケット買ってくるね。あっ、お金は良いよ。今日付き合ってもらってるからね。その間にポップコーン買ってきてね。味はキャラメルがいいな」

「了解。じゃあ買ってくるから終わったらここ集合ね」

「オッケー」


そう言って雫と別れる。

俺は列に並んでポップコーンを買う。

味はもちろんキャラメル。

どっせ二人で食べるし、大きいサイズを買った。


買い終わって待ち合わせ場所に戻って待ってると、突然声を掛けられた。


「お兄さん今暇?よかったら近くでお茶しない?」


そう一人の女性に声を掛けられた。

ナンパだろう。

でもビーチとかなら分かるけど、映画館でナンパってなんか違うような?

まあそこは置いといて、俺は雫と来ているので断る必要があるので、


「すみません。連れがいるので」


と、冷たく返す。

すると、


「どっせ、サークル仲間とかでしょ?その人達も呼んでいいから」


どうやら大学生と間違われてるようだ。


「すみません。俺高校生なので。そしてさっきも言ったように連れがいるので無理です。お引き取り願います」


そう言うと、女性は驚いたような表情を浮かべて小さく「すみません」と言って帰っていった。


「今の女の人誰?知り合い?」


突然冷ややかな声を掛けられ驚くがよく聞く声なのでそこまで驚かない。

振り返ると雫が少し暗い顔つきで立っていた。


「いいや知らない人。なんか大学生に見られててナンパされただけ。もちろん雫がいるから断ったよ」

「そうなのね。じゃあ、はいこれチケットね。さあ行こ」

「うん行こうか」


そう言って入口へ向かう。

雫には納得してもらったらしい。

よかった。

少し暗かったし冷たかったからなんか怖かったけど大丈夫そうだ。


一方雫は、


(はあ良かった。さっきにの女、誰かと思ったよ。一瞬浮気を疑って冷たくしちゃったけど大丈夫だったようね。私の奏汰君を取ろうとする人は誰も許さないんだから。やっぱりダメだけど一分一秒も私と離れないようにするべきかしら。とりあえずは私だけを見ててね)


やっぱりさっきの件について考えていたようだった。


入口を通って中に入り自分たちの見るスクリーンの場所に向かい自分たちの席に座る。

しばらくすると映画が始まる。


雫が見たいと言ったのは有名なラブコメの映画版だった。

これは俺も漫画で見たので知ってる話だったのでそれを眺める。

隣の雫はポップコーンを食べながら楽しそうに映画鑑賞をしている。

そうやって見ているうちに二時間くらい経って上映が終わる。


「面白かったね」

「うん良かったよ」


そうやって感想を語り合いながら出る。

雫は満足そうに微笑んでいた。

そうだ。この後のことを聞かないと。


「それでこの後はどうする?」


と、聞くと雫は


「う〜ん。下でゆっくりしてから帰ろうかな。奏汰君はそれでも良い?」

「良いよ」


と、返す。

そうやって次の予定を決めて俺達は下に向かった。

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