表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/18

17.盗賊ポーカー

 そのゲーム会場は中世ヨーロッパを彷彿させる城だった。

 そこには三人以外にも、他の参加者と思われる人たちが三人、そしてピットがいた。

「さぁ、次のゲームを始めようか。」

 誰も声を出さなかった。

 その場にいた全員が、なにかを言ったところで無駄だと思ったからだ。

「次のゲームは、これを使う。」

 そう言って、ピットはポケットからトランプを出した。

「今回のゲームは、ポーカーだ。だが、ただのポーカーではない。今から紙を配るから読んでくれ。」

 ピットがそう言って、指を弾くと、六人の頭上から紙が落ちてきた。

 その紙には今回行うゲームのルールが書かれていた。

・本ゲームは三戦し、勝ち点が多かった上位二名のみが次のゲームに進む権利を得る。

・制限時間は30分

・プレイヤー同士の暴力行為、会場にあるものの破壊を行ったプレイヤーには、ペナルティとして、ハンターを一人、そのプレイヤーの付近に出現させる。

・ハンターは、プレイヤーを一人脱落させるまで動き続ける。

・ハンターを殺害した場合、ペナルティとして、ハンターを一人、そのプレイヤーの付近に出現させる。

・ゲーム開始時、プレイヤー全員にはカードが五枚、ランダムに配られる。

・一戦中に一度、プレイヤー同士でのカードの交換ができる

・交換は一度に一枚のみ

・カードの所有権を失った場合、新たなカードを手に入れる。

・一度に持っていられるカードは五枚までで、これを破ると、ペナルティとして、ハンターを一人、そのプレイヤーの付近に出現させる。

と、書いてあった。

 慎太郎は、正直ルールが多すぎて読む気にはならなかったが、なんとか読み切った。

「名付けて『盗賊ポーカー』だ。ルールが多くなってしまって申し訳ないが、調整した結果なんだ、これが一番ちょうどよかった。最初は暴力行為の禁止、交換、所持制限がなかったんだが、そのせいで、プレイヤーを殺してカードを奪おうとする参加者がたくさんいたんだ。これは仕方のないことなんだよ。それでは、始めようか。」

 そう言って、ピットは指を弾いた。

 すると、でかいデジタルタイマーが現れた。

「それじゃあ、楽しませてくれよ?」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ