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君の心に灯火を……  作者: 雪
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第25話 変化??

新しい小説この小説とはちょっとジャンルの違うホラーにするか、異世界系にするか悩んでるんですよねぇ……主人公は最近涼の視点多すぎて涼っぽくなってるんですけどこの小説すずなんで新しく書く方は男主人公にしようかなって思ってるんですけど……はてどうしたものか……なんかいい案ないかなぁ?そんなところで!何気に目標にしていた(と思う)25話目!楽しんできてください!

「え、ここに来てから2時間ちょっとぐらいしか経ってないよな……?どういう事だ?」


2日もまだ経ってないだろ、流石に!


「……ちょっとユウ!涼に説明してなかったの!?」


「あ、忘れてた。ここでは君達のいる世界よりも時間の流れが遅いんだ。だからこっちでの約1時間は向こうの世界で言う1日分だよ!」


え……て事は俺、神隠しに合ったってことに……?


「あぁ、心配しなくても大丈夫だよ。君をここに連れてくる時にすず君のことを覚えている人以外は君の記憶も消してあるからね!」


ユウ、なんだかんだ色々手をまわしてくれてたんだな……初めは怪しいヤツにしか見えなかったけど実際話してみると楽しい……ちょっとウザイ時もあるけど。

俺がそんなことを考えていると


「あ、何となくだけど涼がユウのことを考えてる気がする。」


と言った。

いや、流石におかしいだろ。なんでそんなピンポイントで考えてる事当てて来るんだよ……


「へぇ〜?僕のことを考えてたのかい?どんな内容か気になるなぁ?」


ニヤニヤしながらユウは聞いてくる。うん、やっぱ嫌いだ。


「別に何も。それよりそろそろ戻らないと翔斗……いや、怜斗がなにかしでかしてそうだ。早く帰らせてくれ。」


「うん……?良いけど、何処に戻せばいいんだい?本来なら今日は平日で学校があるはずだろう?」


「あ……」


「そういえば忘れてたけど、今日普通に学校あるよね。うわぁ……ややこしくなる予感!」


「おいユウ!何とかしろ!」


「えぇぇ……無茶ぶりが過ぎないかい?うーん……それぞれ家族が寝静まった後に君たちの部屋にとどけて次の日から学校に……って感じならどうだい?」


「でもそれだと記憶が……」


「そこは適当に僕が変えておくよ。無理にここに連れてきた僕の責任でもあるからね。」


「……ユウってなんだかんだしっかりしてるよな。」


「まぁ僕が死んだのは大学生だからね。そりゃ君達より年上なんだからしっかりしてるよ!」


ユウは少し苦笑いしてそう言った。

て言うかその割には見た目が……


「見た目は自分で多少はイジれるからね。これぐらいの背丈の方が君達も気兼ねなく話しかけやすいだろう?」


「なんで俺が心の中で疑問に思った瞬間にその答えを言ってくるんだ?」


偶然にしてはタイミングよすぎだろ。


「え〜だって……」


ユウとすずは顔を合わせて


「涼君、怜斗君と話してからすごく顔に考えてる事が出てて丸わかりだしね……」


「涼、怜斗と話してからめちゃくちゃ顔に考えてる事が出てて丸わかりなんだもん!」


とら同時に言った。


「そ、そんなにか……?」


俺はそこまで自覚はな……いや、でも口調が時々乱暴になってる気がするな。


「なんか別人レベルで顔の表情がコロコロ変わってるよね!」


「そうだね、基本的には前みたいに無表情だけどすず君が関わるとコロコロ表情が変わってるね。」


「え、そうか……?基本ユウのせいだと思うんだが……?」


ユウが変な事してなかったら俺は何も言ってないわけだしな。


「まぁ、そういう事にしておくよ!」


「前にも聞いたな、似たようなセリフ。」


「2人だけの世界に入んないでよ……私もいるんだけど?」


ジーッとこちらを見てすずは言う。


「……まぁすず君の方が涼君よりも鈍感だろうけどね。」


ユウは呆れたように笑って言った。

ユウの言う通り確かにすずはもう少し異性との距離感バグを治した方が良いかもな。見てるこっちが心配になる。いつか変なツボ買わされてそう。あ、でも素になったら買わないか……?


「ユウは何を言ってるのかわかんないけど、今って何時くらいなの?あっちの時間で。」


「だいたい……夕方の4時くらいかな?こっちの世界なら恐らく20分後くらいに元の世界へ戻ればちょうどいいくらいだと思うよ。」


「うーん長いように感じるけど……ユウと会えないのは嫌だな。それに準備してたらすぐだろうし。」


ユウはすぐに会えるって言ってたけど、話してて楽しかったからちょっと名残惜しいな……

俺がそう言うとユウは一瞬驚いた顔をしたが満面の笑みに変わり


「そう言って貰えて嬉しいよ!大丈夫だよ、恐らく今の言葉を後悔するくらいに本当にすぐ会えるからね!」


「そうなの!?て言うかあの涼がデレた……?明日は槍が降るね!」


あ、しまった……ついポロッと言ってしまったな。


「そんなわけないだろ、ほら!早く準備するぞ!」


「フフっすず君はツンデレなところがあると思っていたけど、僕に当たりの強い涼君にそんな事言われると思ってなかったよ。涼君もツンが多めのツンデレなんだね!」


「ア゛?ユウ、何か言ったか???」


「なぁんにも?ちょっと知り合いの可愛い一面が見れて嬉しいだけさ!」


コイツ……良い奴なのに一言多いんだよな……それが無かったら普通に尊敬出来るんだが。いや、イタズラですずをここに連れてくる時に俺に変な言い回しするような奴尊敬しちゃダメだな。危なかった。


「ねぇ、君。僕に対してすごく失礼なこと考えてない?僕の気の所為かな?」


「あ〜気のせい気のせい。気にするなー。」


「棒読み過ぎない?涼隠す気全くないじゃん!それより早く準備しなよ!涼が言い始めたんでしょ!」


「わかった……」


はぁ……ここの時間的にはそんなに経ってないはずなのにドっと疲れたな。主にユウのせいで。お爺さんはともかく翔斗と怜斗、変な事してなかったらいいんだが……

あぁ〜怜斗と涼の会話がもう少し先に……くそっ!仕方ないので怜斗に昔の涼をちょっと教えてもらいましょう!おーい、怜斗〜?

「え、なになに久しぶりに出番来た感じ〜?ていうか俺と翔斗はともかく由衣の出番少なくなぁい?」

ウッ( ᷄ᾥ᷅ )ぜ、善処するから許してくれ……で、怜斗って涼の親友でしょ?何か可愛いエピソードとかないの?

「え〜?なんだかはぐらかされた気がするんだけどぉ?まあ涼が居ないうちに話しちゃお!小1の時にぃ2人で遊んでたんだけどねぇ〜俺転けちゃってさぁ……」

へ〜大丈夫だったの?

「擦りむきはしたけど泣くほどのものじゃなかったよ!でも俺普段転けないしなんなら涼が転ける側だったからぁ涼びっくりしちゃったのか心配で泣き出しちゃったんだよねぇ……可愛かったなぁ……」

「へぇ!涼君にもそんな時期があったんだね!」

ホントそれ……ってユウ、お前は呼んでねぇ!帰れ。

「酷いなぁ……」

「あれ誰?」

怜斗は知らなくていいからねー……ところで怜斗、後ろに涼立ってるけど大丈夫そ?

「怜斗……?なんの話しをしてるんだ?俺も混ぜて欲しいなぁ?」

「うわああああ!にっげろー!」

「逃げんなああああ!」

あ〜……行っちゃった……にしても涼は怜斗の前だと凄い明るくなるなぁ。それだけ怜斗のことを信頼してるってことだよね!それではまた次回にお会いしましょう!

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