父親
私はおかしくなっている。フェスで出会った素性も知らない、会ったばかりの男(20歳社会人)に恋のような感情を抱き、結局それ以降ほとんど交流もないままであるにも関わらず今も夜な夜な思い出しては彼にときめく。気色が悪い。年上の男の優しさに以上に敏感で少しづつのもらった優しさを何回も脳内で追体験しニヤつく。変態じみていて自分でもドン引きである。でも何故かそこに1番の落ち着きを感じてしまうのだ。でも自分自身恋愛対象が男であるということはないと思うし、結局女に興奮する。この年上の男に抱く「そこに居たい感」を言語化するのが難しい。
これはそんな自分に出したひとつの結論なのだが、「私は父親に歪められてしまった」のである。もしくは彼に磨きあげられたのかも知れない。
彼はサイコパスである。基本的には息子は優先順位としては2位で1位は自分。倫理や社会のルールではなく、自分の望む通りに家庭は動くという信条の持主だ。であるので、理不尽なことはよく言われるし、暴力パパである。一昔前の父親像という感じでまぁただの頑固おやじであるのだか、自分が優れていて賢いのだと言いたいキャラであり、息子は自分とそっくりだと私のことをたまに自慢したがるという一面ももつ。はっきりいって進学した高校の偏差値や義務教育時代の通知表や行いに関しては、私も元々素行は良くなく社会性のない子供ではあったがそこも成長過程でマシにはなっていき、私の方がかなりマシな道を進んでいる。彼の自慢話はyoutubeで見聞きしたことを自慢げに話す感じで知ってることも多いのだが一応自分は「すごいすごい」と楽しそうに聞いてあげる。機嫌をとるのは簡単だが地雷も多くすぐにブチギレる。自分が成長する事に言葉も選ばなくなり、死ね死ねと言ってくることもあった。かなり自分を否定するようなものなのでひどい時は家では何も出来ないような状況に自分はノイローゼになり、立っていると目眩がひどく父親の声の幻聴が聞こえたりもした。よくありそうな父親像だが、私には元々ドMな体質があるようでこの基本的に攻撃的な彼が見せる機嫌の良さからくる優しさ。というギャップにおかしくなったようである。「お前なんか」「頭がおかしい」と普通の高校生より少し低い生活を私に望む傾がある彼がいきなり「自慢の息子だ」と言い出したり、、、正直それ以外褒められた記憶はあまりないが。そんなごく稀に見せる「君の理解者だよ?」という顔に私は生まれてからずっと毒されてきた。DV彼氏のような感覚なのであろうか、好きなのだ。汚いおっさんが。私はおそらく異常に愛に飢えている。家でも少しはぐれ者扱いで私を省いて妹と両親で外食に行くような家庭で、今どきに適応しており真面目で緩く生きる世間知らずな妹が愛でられ、私は失敗作のように扱われ続けて。それでもなおめげずに愛を欲する。気色が悪い。何故かまだ寝れない夜に自分の腕を枕にしながら思い出すのだ。幼い頃してくれた父親の腕枕を。気味が悪い。頭がおかしい。人が自分にくれた優しさを数えてしまう。とても仲の良い男友達を夜思い出している。彼に優しい言葉をかけて欲しいとも思ってしまう。性的な意味で好きなのでは無い。愛が欲しいのだ。おそらく分離されるものでは無い「愛」と「性」が分離されている。あぁ愛されてみたい。いやされたことはある。でも実感しない。無関心を怖く思う。人に無関心が存在することをいまいち実感できない。世の中全員が私を嫌ってると感じることもある。でもそんな中でも人の攻撃性は愛をくれる。そして男に触れてるときだけ安心できてしまう。女に触れてる時にその優しさは実感できない。結局根底には父があるのだと思う。私を攻撃し愛するそんな彼に私は、、、
むちゃくちゃな心情をそのまま書きました。全て事実であります。