同期メンバー達と食べに行った店が個性的でした。[視点:『K21』メンバー、小園玲]
というわけで私達が向かったのは、最近話題のクレープ専門店なのですが
「ここが本当にそうなの?」
どちらかと言えば魔女の家と言われたら納得してしまいそうな外装の戸建店舗
[百味クレープ~定番からそんなものまで?~]
と看板に書かれてなければクレープ専門店だとは思わないですね。
「ホームページは普通だったけどね。でもほら」
私が指し示す先には、開店前にもかかわらず長蛇の列となっている入口付近。
「やっぱり『食いログ』満点評価だからか」
私の右隣にいた同期メンバーが有名グルメ情報サイトのホームページを見てつぶやきます。
有名グルメ情報サイトが太鼓判を押す店だから味は間違いないはずです!
そして店に並ぶこと数十分、私達はやっと店内に入り席に着くことができました。
「待ちくたびれてお腹空いたよ」
私の一言に他の同期メンバー達は大きく頷きます。
「私達はこれかな」
早々とメニューを決めた三人が選んだのは、季節の果物を贅沢に使用したフルーツクレープ。
「これ、面白そう」
そう言って色とりどりのゼリーを盛られたクレープを選んだのは、桝本さん。
「私このクレープにチャレンジしてみようかな」
「「「「「本当で?」」」」」
私が選んだクレープは
[チャレンジメニュー! 三十分以内に完食で大サービス? 超激辛クレープ]
です。
「辛いの得意なんだよね」
というより、今のところ激辛料理を食べて辛さを感じたことないですね。
「「「「「本当で?」」」」」
激辛クレープに挑戦する私に触発された彼女が選んだクレープは
[チャレンジメニュー! 三十分以内に完食で大サービス? 超盛抹茶クレープ(総重量1.5㎏)]
です。
総重量1.5㎏!
彼女は食べきれるのでしょうか?




