『前世変化!』(視点:『S21』メンバー、桝本 綺良)
ここは暫定副看板娘決定戦D組2回戦、出場者の控室。
「♪」
あと数分後に始まる暫定副看板娘決定戦D組2回戦に向けて予行演習していると
「そろそろ暫定副看板娘決定戦C組2回戦が始まるよー」
この声!
「予行演習、頑張ってるね」
『S21』主看板娘兼任プロデューサー!
「やっぱ、居心地いいな!」
いつの間にか『S21』主看板娘兼任プロデューサーの肩に乗る私。
「そんなに居心地いいかな?」
気を抜いたら眠っちゃうくらい居心地がいいんです『S21』主看板娘兼任プロデューサー!
「あ、降ります……迷惑ですよね?」
時間的に『S21』主看板娘兼任プロデューサー、そろそろ小沼さんの控室に行かないといけないから降りないと。
「降りなくて大丈夫だよ。このまま小沼さんの控室に行くから」
でも、いつも肩車してもらってるから少しは『S21』主看板娘兼任プロデューサーに楽させてあげたい。
そうだ、浮かぶことが出来たら『S21』主看板娘兼任プロデューサーも少しは楽できるよね!
前世の姿を思い浮かべ、スキルを発動する。
(『状態変化・前世変化』)
私の背中から蚊の羽が生え、浮上する私と『S21』主看板娘兼任プロデューサー。
「!」
急に浮上したからかビックリした様子の『S21』主看板娘兼任プロデューサーでしたが
「じゃあ、このまま小沼さんの控室に行こうか」
なんと、このまま小沼さんの控室に行くことになりました!
小沼さん、どんな反応するかな?
しばらく浮遊していると暫定副看板娘決定戦D組2回戦出場者、小沼さんの控室に到着。
「♪」
小沼さん、あと数分後に始まる暫定副看板娘決定戦D組2回戦に向けて予行演習しているみたい。
「そろそろ暫定副看板娘決定戦D組2回戦が始まるよー……予行演習、頑張ってるね」
『S21』主看板娘兼任プロデューサーが小沼さんに声をかける。
「ま、桝本さん?」
『S21』主看板娘兼任プロデューサーをぶら下げ浮遊する私を
「どうしたの?」
不思議そうに見つめる小沼さん。
「桝本さん、空を飛べたんだね」
その表情『私も空を飛びたいな!』といったところかな?
「じゃあ、乗る?」
そう言って私から降りる『S21』主看板娘兼任プロデューサー。
「やった!」
私の足につかまると少しずつ宙に浮かぶ小沼さん。
あれ?
この感覚はいったい……
「!」
私達を見てビックリした様子の『S21』主看板娘兼任プロデューサー。
「「どうしましたか?」」
あれ、なんで小沼さんと声が重なるの?
「多分、この現象……『アイドリンク』か」
「「『アイドリンク』?」」
いったいどんな現象だろう?
「今、桝本さんと小沼さんは『アイドリンク』によって2人で1人のアイドルになっているんだ」
という事は
「暫定副看板娘決定戦D組2回戦は審判引分、暫定副看板娘決定戦D組代表を君達と玲ちゃんで競う事になるね」
暫定副看板娘決定戦予選で唯一、All Perfect Scoreを出した小園さん……強敵だ。
「「2人で最高の結果を出します!」」
でも今の私達ならAll Perfect Scoreを出せそう!
「期待してるよ!」
そう言って私達の控室を後にする『S21』主看板娘兼任プロデューサー。
もしかして小園さんの控室に?
仮完結まで、あと25日。




