200文字小説集 vol.2 忘れられない彼女(200文字小説) 作者: 日下部良介 掲載日:2017/09/29 最近、とても可愛らしい子が彼のそばに居る。 きっと彼女は彼のことが好きなのね。 でも、彼はなんだか煮え切らない態度。 「ごめん。おれ、やっぱり…」 「解かってるよ。あの人のことが忘れられないんでしょう?」 「ごめん…」 もう! 私のことなんか早く忘れちゃえばいいのに。 この世に居ない私のことなんか…。 仕方ない。私が説得してあげよう。 「ねえ!」 私は彼の前に出てやった。 すると、驚きのあまり彼の心臓は止まってしまった。