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付き合う前の昔話1
第三者目線だとバカなカップルなんだろうか
「って言っても俺ら付き合う前滅多に会話したことないよね」
「そうだよねー、特別仲が良いわけではなかったよね」
「特別どころか仲良くないのでは?」
「まあね、だからまさか潤君がうちのこと好きだと思わなかった」
「いや、それを言ったら俺だって麻依さんが告白をうけてくれるとは思わなかったわ」
「びっくりした?」
「今でもたまには夢かと思う」
「夢じゃないよ」
「どうやらそのようだよね」
「もう、付き合って4ヶ月経つんですけど」
「まあまあ、でもそんな奇跡があったわけだからこうやって付き合えたわけだし」
「ほんとにね、両想いだったとは」
「麻依さんはなんで俺のことすきだったんです?特に仲も良くなかったのに」
「……やだ。言いたくない」
「えーーー、相変わらずツンデレ」
「どこにデレの要素があるの」
「うーん、ちょいちょいデレデレだよね」
「うっさい」