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11話 とりあえず妹と話をできればいいか

独り事を話し数分後に自分気持ち悪いなと思いながら俺は妹の部屋の前へ来て、ノックをした


「・・・ん?」


ノックをしてみたが反応なし、どういう事だ?妹の靴は玄関にちゃんとあったし、出かけてる筈はないよな?


「考えててもしかたねえ、入るか」


一応大丈夫だろと思いながら妹の部屋へ入った、そして妹は居るのかと確認した、真っ先に見つかった、妹はベッドで寝ていた、とても可愛らしい寝顔だった


「っか、可愛い・・・!!違う違う!!何言ってんだ俺!?」


寝ていると言っても本人、しかも妹が居る前で口に出して言った事に慌てて自分に言い聞かせそっぽ向いた、本当最近の自分はおかしい、中学の頃は独り事なんて言ってなかった筈なのに高校になってからこれだ


「・・・俺、疲れてるのかな・・・」


そんな事を思いながら俺はアイスの存在を思い出し慌てて妹を起す事にした、今の季節ではアイスなんて早く溶けてしまうと、ちなみに今の気温27度、妹の部屋の目覚まし時計に書いてあった


「っお、おい妹~起きろ~」


触って起こしていいのかと思いながらもつい興味本意で触りたくなり妹の肩を揺らした、妹は痩せているようで太っていないようなと何とも中途半端な体系、つまり何が言いたいのかというと妹の体は結構柔らかい、さっき抱きしめた時といい結構柔らかかった、こんな事思いたくないが妹の胸は中学生の割にでかかった、多分cカップぐらいはあるかと思う、胸の大きさなんて俺は知らないが


「んっぅ・・・兄・・・?」


「あ、あぁ俺だ、アイス買ってきたから食べようぜ」


「・・・あまりベタベタ触らないで・・・」


「!あ、あぁわ、悪い」


寝起きで機嫌が悪いのかそう言われ俺はビクついた、そういや俺結構馴れ馴れしいな、う~ん難しい


「・・・別に良いけど、それよりアイス」


「!あぁ、ほらお前何のアイスが食べたいとか言ってこなかったからソーダ―味だけど平気だよな?」


「うん、大丈夫そこは何も言わなかった私が悪いし、別に何味でも食べられるから」


そう言いながら俺が渡したアイスの袋を開け食べ始めた、一口一口食べる口が小さい為口の周りにアイスが付いたりして汚したりしていた、でも何故かその汚れが酷く俺は興奮した、流石思春期真っ只中の高校生


「あむっ、?なに?」


「!あ、あぁいやなんでもねえ!」


俺の視線に気づいた妹はこちらを振りむき言ってきた、そして俺は慌ててアイスの袋を開け食べた、急いで一気に食べたせいか酷く歯に沁みた


「っ冷た!?」


「っ、急いで食べるからだよ」


冷たさのあまり舌を出していた俺を見た妹はクスクスと笑っていた、もうその笑みが何とも可愛らしく俺は直視して硬直した


「?どうしたの?」


「あ、い、いや、なんでもねぇよ」


アイスを食べながら俺は思った、今のこの雰囲気多少ギスギスしているがかなり良くなってないか?と昨日に比べればもうかなり凄く進歩したと思った、例えば妹の昨日の好感度がマイナス100に対して今日はプラス50だろと、うん自分で考えておきながら何言ってるかわかんねえや


「あっ、アイス服に付いてるぞ」


妹の口からアイスの端が落ち服に付いたところを俺は見た、そしてつい反射的?に妹の服に手を伸ばし取ろうとしてしまった、そしてここがダメだった


「っ、兄・・・やめて・・・」


「っ、ご、ごめん」


調子に乗った俺はつい触ろうとしてしまった、本当自分は調子に乗るととことん調子に乗るなと反省した、そしてやっぱアニメみたいに一気に仲良くなれるわけがねぇよなと現実に突き落とされた気分にもなった


「私はまだ兄を信じたわけじゃない・・・というかさっき言ったばかり・・・」


「わ、わかってる本当ごめん、今のは反射的にやっちまったんだ、本当ごめん俺バカだからさ、本当ごめん」


嫌われないようにと俺は一生懸命謝った、またこうも思った、人間の関係ってかなり脆いんだなと、一つ一つ気を付けないと一気に崩れるんだなと現実の厳しさを味わった


「・・・兄、謝ってばかり、謝ってばかりって嘘くさくなるからやめて」


「!!あ、あぁ本当ご、じゃないわかった、えっとそれも妹の願い、だよな?」


「・・・これは常識的にわかってほしいんだけど・・・」


妹は俺との視線を外しそっぽ向きながら言った、そしてそのさりげない避けが心にズシンと重く圧し掛かった、本人にはそんな気は多分ないのだろうと思うがそれでも結構俺にとっては辛かった


「わ、わかった、えっと・・・そのあまり聞きたくないんだが今ので俺の事、その、もっと嫌いになった、とかないよな・・・?」


これでまた嫌われたら流石にそろそろ心に来るぞと思いながら興味本意??で聞いた、本当興味本意で聞くってかなり危ないよな


「・・・それはないと言うより私にとって今の兄は信じられるところ一つもないしもっとってない・・・」


・・・ん?あれ、妹にとって今の俺との信頼ってゼロだったの・・・?え、あれ?こんなに会話してるのにゼロってどういう事・・・?


「え、ちょ、ちょっと待ってくれ妹、こ、こんなに昨日と違って一緒にアイス食べてるのに話ししてるのに信頼の一つも、ないのか・・・?」


「・・・一緒にアイスを食べる事と話す事とは信頼ってなにも関係ないと思うんだけど・・・?」


妹にそう言われ俺はまた何かで殴られた気がした、つまりそれっていつ俺が信頼されるかどうかなんてわからねぇじゃねぇか・・・っ


「ちょ、ちょっと待ってくれよ昨日と比べてみてくれよ!昨日よりだいぶ俺達ましになっただろ??俺を部屋に居れてる時点で少しは信頼してるんじゃ・・・」


「兄を部屋に居れてるのは信用するのに必要な道だよ・・・?何言ってるの??」


そんな事を言われ俺は頭がグチャグチャになった、それと同時に焦りも出てきた、どういう事だよ、もう意味がわかんねぇ、俺がバカだからか??


「・・・?兄?」


「・・・」


俺は頭の中で整理しようと黙った、だが色々な感情が邪魔し考えられない、ほんとこういう時感情って邪魔だな、おい


「え、えっと、つまり、俺は妹に信頼の一つもされていない状況で、今俺が妹と会話してる事もアイスを一緒に食べてる事も妹の部屋に居れてる事も信頼する為の事、って事なの、か???」


俺は頭の中でちんぷんかんぷんになりながら言った、自分で言っておいてわけがわからない、日本語って難しいわ


「・・・うん、だってそうしないと信頼なんて得られないでしょ?」


「・・・妹の信頼を得るためには妹の言う事を聞くことじゃなかったのか??俺バカだから全然今理解できてないんだが・・・」


「・・・私の言う事を聞いてる中で、アイスを一緒に食べようって私が部屋に居るんだから部屋もその話の中に含まれてるでしょ?」


妹にそう言われそこでやっと俺は理解した、にしてもうん、すっげえ難しい話しじゃね?これ


「っそ、そんな事わかんねぇよ・・・普通信頼とかそこら辺って普通に会話とか遊んだりして得るもんだろ??わかりずらいんだよ・・・」


バカな俺にとってこの話は相当神経を使ったのか疲れと共に怒りも湧いて来ていた


「・・・普通はそうだけど私と兄の場合は違うでしょ、悪かった関係を修復しようって事になってるんだから、それとあまり怒らないで私怒られるの嫌いなの・・・」


妹はそう言いながら少しビクビクと震えている、うん、俺も結構欲張ってたのかも


「あ、あぁ、いや悪い俺何か焦ってたみたい、だあはは・・・」


あぁ~感情って本当邪魔、でも感情がないと妹を可愛いとか妹と仲良くなりたいとか思えないんだよな・・・


「・・・ううん、平気私もちょっと、言い方が悪かった・・・」


そう言い少し落ち込んだ顔をしている、そんな顔もまた可愛いとバカな俺は思った、自分で思うのもなんだけどさっきから感情の裏表激しいなと思った


「だ、大丈夫だ気にすんなあんま気にしてないから」


もう、なんというか妹と話してるだけで幸せだわ、うんそうしとこう考えるの面倒だわ






う~ん、文章がめちゃくちゃすぎて何書いてるかわかんないわ、いや本当見てくださってる方々申し訳ないです

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