表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔界大戦  作者: 八雲蒼
魔王領編
60/80

戦闘

いえぇーい60話。

 光牙のエクスカリバーとヴァルガのハルバードがぶつかり合い、甲高い音を上げる。

 光牙は目にも留まらないような猛攻を繰り出す。しかしヴァルガはそれを余裕の表情で受け止める。

 忍は後ろから風の見えない鎌鼬を繰り出すがそれもことごとく防がれる。


「はははは。どうした、どうしたァ。その程度かァ」


 ヴァルガは攻撃を受け止めながら豪快に笑う。


「流石は四天王と行った所か……」


 忍が言う。

 ヴァルガはハルバードを肩に担ぎ、


「そりゃ、そうだろうよ。俺は四天王で一番近接戦闘が強いんだぜ? お前なら知ってんだろうよ」


「そりゃぁ……ね」


 忍がヴァルガを睨みつけながら言った。

 光牙も剣を構えながら言う。


「本当に厄介だな。魔王と戦うために俺達は力を温存しておかなければマズイ。ここに蒼空が居れば状況は変わってくるんだが……」


「蒼空ァ? ああ、あの雪景の奴か……。ならあいつ、今頃死んでるぞ?」


 ヴァルガが言ったその一言に二人は機敏に反応する。


「蒼空が死んでる? 冗談も休み休みに言えよ」


 光牙が低い声で言う。


「馬鹿言わないで。蒼空が死ぬわけないじゃない!」


 忍が少し興奮気味に言う。

 その二人の様子にヴァルガはますます笑いを大きくした。


「死んでるって。なにしろ四天王が二人で殺しに行ったんだぞ。フィシャナとジークがなぁ」


「……⁉ あの二人が出ているの?」


「そうだァ。あいつらは二人そろっていれば全距離対応タイプになるからなぁ。さすがに共鳴を使われたら俺だって無事でいられるかわかんねぇ。そいつらが行ってんだ。死んでるさ。あァ」


「じゃあ死んでないな」


「ええ。死んでないわね。あの二人ごときで蒼空は倒せないわ」


「ああ。お前程度が無事でいられるか分からないくらいなら大丈夫だ」


「ハハハハ。信頼されたもんだなァ。そして俺は馬鹿にされてる。

 うざいなァ。殺したくなってくる」


 ヴァルガは笑いを止める。

 自分をバカにされたことに腹が立っているのか、殺気が一際鋭くなり、二人を襲う。

 ヴァルガのハルバードが煌めき、ヴァルガの姿が消えた。

短い、かなり短い!

それと昨日更新できなくてすみません。

今日ももう一話更新できたらします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ