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魔界大戦  作者: 八雲蒼
王領編
6/80

王の城

どもども、KINU KAZUです。

いままでよりは長いです。

6話です。どうぞ。

「光牙さぁ。いま思った事なんだけど魔界には人間界とは違う生き物が住んでんだよな・・・」

「あぁ。魔界には天使族、竜族、とかいろいろな種類の生き物がいる。例えばさっきのライオン、あれは魔獣族、魔獣族はさらに分けることができる。それに猛獣ばかりじゃなくて人型の魔獣族もいる。その人型は王に仕えたりする。トラ族の人型は強くて勇敢だとか言われたりする。種族のつながりが強く、他の種族の奴は知らないみたいなやつが多いけど王都とかの首都ではそう言った事はないと思うから安心していいよ」

「へぇー。じゃあ光牙は何だ?」

「俺は人型でもない。人間だ。俺の祖先達が魔界にたまたままぎれこんでしまって俺はそこの子孫。」

「じゃあ何で王に仕えてるんだ?別に王に従わないといけない理由はないだろ?」

「それは俺は子供の時、親に捨てられさ迷っていた所を拾われ育てられた。王は親みたいなものだだから王のために尽くすことにした」

「そうか……そんな事聞いてすまん」

「いいよ。それよりもうちょっとで着くぞ」


 遠くに大きな城が見えてきた。

 少し歩くと大きな門の前に着いた。


「あ、あなたは勇者様?勇者様ですか?」


 門番が言った。

 勇者とだけあってすんなり入れるようだ。

 光牙は封印されてたから知らない奴が門番なら入れないか持って行ってたがその心配はいらないようだ。


「ああ。いますぐ王様と会いたい。いまいらっしゃるか?」

「はい。いま幹部達と会議をしています。魔王が魔界に帰ってきて軍を集結させ始めたのです。」

「門を開けてくれ。そのことについて王様に話がある。」

「はい。いま謁見の間にいらっしゃいます。ところで後ろの方は?」

「氷堂蒼空と言います。魔王と勇者が帰ってきたことについて関係があり付いて来ました。私も入ってよろしいか?」


 蒼空は一応低姿勢で、丁寧に言った。


「どうぞ。勇者様と一緒に来られたのであやしい人ではなさそうですから。」


***


「王、勇者神城光牙ただいま戻りました。」

「光牙、よく帰った。さっそくだが魔王が帰ってきた事について報告があるとのことだが?」

「はい。まず私と魔王が一緒に封印されていた事について知っていらしゃいますか?」

「ああ。その事は氷堂真地という者が教えてくれた。魔界が平和になったのはそなたのおかげだと。」

「あの日、私は王の命令で魔王と戦いに行きました。旅の途中でその氷堂真地に会い、一緒に魔王と戦いました。(以下省略)………………というわけで僕と魔王が復活して魔王は帰ってきたのです。」

「光牙の後ろにいる者のせいで復活したと・・・?」


「はい……」


 少しの間を開け、光牙は頷く。


「ならさっそくこの者を殺せ、勇者。」


 王は光牙と呼ばず勇者と言った。


「それはできません。王。この蒼空は何も知らなかったのですし、俺も封印から解いてくれた。魔王と一緒にですが……」

「だがこの者のせいで魔界と人間界が危険にさらされたのだぞ。」

「ならこうしてはどうでしょう。蒼空と私で魔王を封印または殺せねば蒼空を殺す。しかし封印、または殺せた場合は生かしておくというのは……」


 なに勝手に俺を殺す殺さないと言う話をしてるんだ?

 蒼空は内心キレながらも、そんな様子を見せないように気を遣いながら黙って話を聞いていた。


「勝てる見込みはあるのか?」

「はい。蒼空は雪景を使えるのでもう少し強くなり僕と協力すればあるいは……」

「わかった。光牙がそう言うなら待とう。だが勝てなかった場合は責任を取ってもらうぞ。」

「はい・・・」


 そして失礼しますと言って俺たちは部屋を出た。


***


 そして俺たちは与えられた部屋の中にいた。


「蒼空、明日出発する。時は一刻を争う。魔王の城まで最高1週間で着く。だが魔王が軍を集結させ始めたと言っていただろ?だから自分を封印した俺と雪景を使うものつまりお前を狙ってくる可能性が高い、だから3週間以上かかると思っていた方がいい。」

「分かった。それに頼みがある俺は死にたくないから俺を強くしてくれ」

「そのつもりだ。旅の途中で鍛えていく。だがあのライオンと戦った時初めてだろ?なのにそうは見えなかった。なぜだ?」

「分かんねえけど考えられるのはじいちゃん家のあの長い階段と理不尽な掃除をさせられたことで体力がついたのと8歳のときマンガで読んで剣にはまってじいちゃんにもらった木刀を持って遊んでたら爺ちゃんに無理やり修行させられてた」

「へぇ。それでも1人でやるのと猛獣10匹とは全然違うぞ?」

「それは……この刀雪景が教えてくれたような気がするんだけど……分かんねえ」

「そうか……」


 これはすごい剣士になるかも知れない。そう光牙は思った。


***



「行くぞ、蒼空魔王を倒しに!!」

「ああ。やってやる!!」


そして2人は魔王の城目指し出発した……。

続き頑張って書きます。

できれば感想もよろしくお願いします。

ダメなとこもバンバン言っちゃってください。

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