魔界へ
魔界大戦5話です。
頑張って書きました。
ぜひ読んでいってください。
魔界へ入るのには何個かのルートがある。
そう光牙は言った。
だから俺たちはそこに向かっている。
「光牙、入るルートっていうのはどこにあるんだ?もう2日もあるいてるんだけど。」
「もうすぐだ。人間がそう簡単に入れない所や気づかない所、それか分からないように魔法をかけてあるところだからちょっと遠いんだよ。」
「あとどれぐらい?」
「1時間くらいかな?」
***
「着いたぞ」
「ここか意外と普通だな・・・」
俺は人間のいけない所と聞いてもっとやばいところかと思ってたんだよね……。
しかしそこは山の中間ぐらいの所で洞穴のような穴が3つ開いていた。
「じゃあ行くぞ!」
「そこ?真ん中じゃなく?」
光牙が入っていったのは真ん中の1番大きくて人が歩いて入れそうな所ではなく、右の小さな穴だった。
赤ちゃんくらいしかは入れないような。
「だから言ったろ?簡単にいける所じゃないって」
「けど入れないじゃん。どうするんだよ。硬くて崩せそうにもないし……」
「まず俺みたいに足をいれる。そして"行け"って言うだけ。」
そして、じゃあ俺から行くね。といい消えた。
「き、消えた?まじで?」
そして俺は光牙の言ったようにして"行け"と言った・・・
「へ? ってえええええええ‼‼」
そこは空だった。
空をパラシュートも付けずに落下していくことに戸惑いながら、叫んでいた。
「何もやってないのにこんなところでゲームオーバーかよ」
だが地面に落ちる10メートル前、刀から青白い光が出た。
そして数秒後落ちた。だが蒼空は死んでいなかった。
高く詰まれた雪の上に落ちなんとか助かった……。
「助かった……刀が光ったけど何だったんだ?もしかしてこの刀が……?」
だが俺は助かったと思うには早かった……。
ライオンのような形をした、だがライオンにしては大きく凶暴そうな動物が十匹、蒼空を囲むようにして現れる。
「くそ。やばいな……。けどこんな所で死ぬために来たんではない!」
そういい雪景を抜いた。
そして俺は雪景を振ったそうするとでかいつららみたいなのが5本飛んでいった。
それが1匹にあたり血を流し倒れた。
「すげぇこれが雪景の力か……」
「ほらもう1回」
またつららが飛ぶ。今度は3匹にあたり死んで行った。
「慣れてきた。今度はこうだっ」
すると1匹の上に雪がたくさん落ちた。動けないのかまったく動かない。
でも死んだわけでもないようだ。
すると蒼空は近くまで行き刺した。
刀に血がつく。
「はぁはぁ。あと5匹。」
「いけ~」
そう言って刀を振ると白い光のような光線が飛び出る。
それが1匹にあたり氷付けにされた。
「があぁぁ」
そう言う声が聞こえ後ろを見ると1匹が襲ってきた。
「やばい」
鋭い爪があたる寸前光が飛んできた。
そして猛獣にあたるとそいつが倒れた。
「蒼空大丈夫か?」
「光牙! 助かった」
「それは後だ。行くぞ」
そう言った後10分後2人で残り4匹を倒した。
「あいつら何なんだ?」
「ライオンだよ。真地にきくかぎりでは人間界のライオンとは少し違うらしいけど……」
「ってか。光牙、空から落ちるなら言っといてくれよ。」
「ゴメンゴメン。なんせ封印されていたんだから、忘れてて。まぁ封印されてるときは時間は止まってたんだけど、それに前より腕が鈍ってるな・・・」
「そうなんだ……それよりこれからどうするんだ? とりあえず魔王のところか?」
「いや。まず王の所へ、つまり城を目指す。」
「分かった。じゃあ行くか。」
そして蒼空達は、王城へと足を進めた。
どうでしたか?
これからも読んでくださいね。