決意
KINU KAZUです。
ちょっと説明みたいのながいかも知れないですけど、がんばって読んでください。
「まず、俺の名前は神城光牙(しんじょう こうが)だ。あの時魔界では、戦争が起こっていた。
これは、"魔界大戦"と呼ばれる戦いだ。俺の主、王軍VS魔王軍。あの戦いでは、最初王軍がかっていたが、戦争が終わる、俺と魔王が封印される1ヶ月前から魔王軍におされていった。王に勇者つまり俺に魔王と直接戦って勝ってきてくれと頼まれ、戦いに行った。そのとき人間界からきた人間、氷堂真地(ひょうどう しんじ)に出会い一緒に戦ってくれた。魔王と戦う前、真地は「隙を作ってくれ、そうしたら隙を見て俺がふういんする。」とだが相手は魔王、むりだった。このままじゃ負けると思った俺は真地に俺ごと封印するよう頼み封印してもらった。それをお前が封印を解いたって訳だ。」
「俺はそんな大変な事をしてしまったのか……」
「氷堂真地と言うのは、わしの父さんじゃ。蒼空お前のひいじいちゃんじゃ。」
「て事は光牙とひいじいちゃんが魔王を封印して光牙はそのぎせいになった。ってことだな。」
そして光牙を見る。
沈黙が続く……。
「そういやお前の名前ちゃんと聞いてなかったな。」
「氷堂蒼空(ひょうどう そら)だ。」
「それよりじいちゃん、あの時の青い光は、ひいじいちゃんから教わったの?」
「ああ。父さんは封印がどれぐらい持つか分からなかったらしく、復活しても大丈夫のようにしたんじゃ。けど、死ぬ前もう大丈夫これからは教えなくて良いと言われたからお前の父にも教えてないんじゃがな」
「それと倉にあった、冷たい感じのする刀、氷の様な・・・あれもひいじいちゃんが使っていた物なのか?」
『……!?』
2人同時に驚いた顔をした。
「お前、氷の様な冷たい感じを本当に感じたのか?」
「ああ。」
「あれは真地が使っていたものだ。真地は魔法を使えたが、接近戦の時に使っていた刀だ。氷を自在に操り戦っていた。とても頼りになった。」
そして光牙は昔を懐かしく感じているようだった。
「蒼空その刀は選ばれた者にしかその能力を発揮しない。普通の者が使えばただの刀であるのじゃ。つまり蒼空は選ばれただから氷を感じた。わしはムリじゃったが。」
「じゃあ、おれは刀の力が使えるということか……」
「俺はこれから魔界へ行く。魔王を封印するか倒すために……」
「え!?お前ひいじいちゃんと一緒でも負けそうだったんだろ?無謀だ!!」
「それでも俺は魔界と人間界の平和のために行く!!」
「わかった。なら俺も連れて行ってくれ。俺にはあの刀が使えるんだろ?お前の役に立てるようにする。俺がいらない事して魔王が復活したんだから俺は……その責任をとる!!」
光牙はびっくりしたような顔をした。そして俺の目を見てからこう言った。
「死ぬかもしれないぞ?それでもいいんなら連れて行ってやる」
「ハハッ。魔王が人間界に来たらどうせ死ぬだろ?ならお前と協力したほうがいいに決まってるだろ。」
「わかった。じゃあ行く用意しろ」
「じいちゃん、あの刀借りるぞ」
「蒼空、本当に行くのか?」
「ああ。もう決めたんだ」
「じゃあ持っていけ。あの刀の名は雪景じゃ。あの刀は使っているうちに使い方が分かってくるはずじゃ」
蒼空は部屋を飛び出て準備をする。
準備と行っても動きやすい服に着替え、雪景を取ってくることだけだったが。
「光牙行こう!!魔界と人間界のために!!」
蒼空の目には硬い決意の色が浮かんでいた。
「蒼空最後に1つ言うぞ。死なずに帰って来い。」
「ああ、生き残ってやる」
『いざ魔界へ』
蒼空と光牙は同時に行った。
どーも。
次回は蒼空と光牙が魔界へ行く話しです。
1週間以内に頑張ります。