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魔界大戦  作者: 八雲蒼
第三勢力編
39/80

蒼空VS赤竜

活動報告でも書きましたが自分のミスで一回書いていたのが消えてしまいました。

だから遅れました。すみません。

「ふぅ…やりますね」


 四竜の一人赤竜が蒼空と少しだけ距離を取り言った。

 そしてもう一回赤竜が足を踏み込み長い槍で蒼空を攻撃する。


「おっと」


 そう言い蒼空は躱し、反撃しようとするが思うより遠い所に赤竜がいるため諦める。


「あぁ~もうやりにくいな……」


 蒼空は今苦戦していた。

 攻撃しようとするが近くに行けないまま反撃を受ける。

 蒼空は一方的にやられていた。


「喰らえ!」


 蒼空はそう言い雪景を振る。

 すると赤竜の下に氷の針が出現し、串刺しにしようと伸びる。

 だがそれを後ろに飛び、躱した赤竜は蒼空の方に近づき攻撃した。

 それを蒼空は刀で弾き、距離を取った。


「やりますね。このままでは倒せるかどうか……。仕方がないので本気を出すことにします」


「じゃあ俺もそうしようかな」


「やはり…本気ではなかったか……。ふっおもしろい」


「じゃあ行くぜ」


 そう言い蒼空は空中に手を躍らせる。

 光の魔方陣を描き呪文を唱える。


「喰らえ。『汝。氷の……』」


「遅い!」


 蒼空が呪文を唱えようとしている時、いつの間にか懐に入ってきていた赤竜が言い槍を突く。


「やべぇっ!」


 そう言い氷で防御壁を創り、自分を守った。


「魔法は効きませんよ……厳密には効きますがあなたの様な速さでは上級魔法を唱える前にそれを阻止できる。かと言って中級魔法では私には…いや四竜の誰にも少しも効きません。そうですね…キルア=ローブぐらいの速さではないと」


「師匠ぐらいか……ははは、俺には無理だな。師匠のように早く空中に書くことはできないからな……」


「へぇ~キルアさんに習ったのですか……」


「そうだよ」


 蒼空が言った瞬間、赤竜は槍を突き出してくる。


「奥儀…『百烈突き』」


 その名の通り槍が残像が見えるくらいのとんでもないスピードで槍を繰り出す。

 少し避けた所で蒼空が声を上げた。


「これ以上はやばい……」


「降参しますか? 今なら死にませんよ」


 こんなスピードで攻撃を繰り出しているのに余裕があるのか赤竜は言った。


「なんてな……捉えた!!」


「は……!?」


 そう言う赤竜。

 だが蒼空の狙いに気づいたのか赤竜の顔が蒼白になる。


「もしや……」


 蒼空はニヤッと笑いそれに答える。


「そのまさか……。どうやってお前の動きを止めようと思っていたのに自分から近づいてくれるとはな」


 そう、赤竜はこの攻撃をしている時、移動しない、と言うよりできない。

 だから赤竜は蒼空の前で攻撃してるものの止まっている。

 次の瞬間、赤竜は攻撃をやめ、逃げようと足を蒼空と反対の方へ向けるが、


「今からでも……」


「もう遅い! 喰らえ!」


 そう言い蒼空は雪景を振るう。

 すると赤竜や蒼空の下に氷で描かれた馬鹿でかい魔方陣が出来た。


「『汝。氷の裁きを受けん。氷神」


 下から目も眩むような青白い光が漏れ次の瞬間、赤竜の居た所にはでかい一本の氷の針が出来ていた。

 その氷の中、赤竜が居た所に赤竜は凍っていた。


「殺してもよかったけど……」


 そう言い雪景で氷を斬って赤竜を解放した。


「くそ……俺の負けだ。しかし迂闊だった。魔方陣は光で描かなくても氷でも血でも形どっていれば良かったんだった」


「そういう事。俺は普通にやったんじゃ師匠に速さでは勝てないが雪景を使えばコントロールは難しいが一瞬のうちに氷で魔方陣が描ける。とりあえず捕縛させてもらう」


 そう言い蒼空は何か呟いて光の縄を出現させ赤竜を縛った。


「これは俺が命じないと解けない。もがけばもがくほど絡み付くから逃げだそうとしない方がいい。締め付けられた時の命の保証はしない」


 そう言い蒼空は赤竜に背を向けた。

もう少し伸ばそうかと思ったんですが終わらせました。

次はVS蒼竜に戻ります。

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