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魔界大戦  作者: 八雲蒼
王領編
21/80

真実

今日もテストという地獄がありました。

本当に最悪です。テストが終わった後、僕のテンションはとんでもなく低かったです。

なんでテストってあるんでしょう。ここまで僕の気分を害するものもそう多くないでしょう。

「すまん・・・・・蒼空」


「いいって。それより大丈夫か?」


「ああ。女はどうした・・・?」


「そのことだが・・・殺さなかった」


「は?何で?」


「理由は後で・・・それより戦えるか?」


「止血をしてくれたおかげでなんとか・・・けどあんまり本気は出せなさそうだ」


そして二人はルークに向かって剣を構えた。


「あなたが来たということは女は死にましたか?」


「いや殺してねぇ。ってか俺たちが望月を探していると知ってたのか?」


「いや。知りませんでしたが、女があなた達を殺しそこないスパイということが知られたらあなた達は女を追うと思っていただけです」


「正解。そしてお前を殺す!!」


「その顔は・・・もしやあなたあの女の過去でも聞きました?」


「ああ。お前らのせいであいつはスパイをさせられていたってことをな・・・」


「おい蒼空。悪いがちょっとだけでいいから説明してくれ」


「あいつの名前は望月忍。あいつが魔王の下でスパイをしていたのはルークと魔王に妹を人質にとられてたらしい」


「へぇーそういう事か・・・・・あいつが魔王の手下にいる理由が分かったよ」


「それより二人ともすごいですねぇ」


「すごい?」


「はい。敵のために私を殺しに来たようなものじゃないですか。あの女の妹はとっくに死んでいるのに・・・」


「「!!!!!」」



♦ ♦ ♦ ♦ ♦



「十分たったな。早く戻らないと・・・そして今迄通りにしないと・・・・」


望月は刀を握った。


「よし力は使えそう・・・」


そして力を使い、その場を去った。




「ふぅ。到着」


そして深呼吸した。


「あっ!!あれは・・・」


望月は空を見上げた。


視線の先にはルーク、勇者、蒼空がいた。


「何か喋っているみたい・・・よしこの力を声が聞こえるはず・・・」


そして望月は力を使った。


さっき使った技は『音送り』。


音というものは空気が振動して聞こえている。この技は風を使って自分の所まで届かせる疾風特有の技である。


「聞こえる・・・今力が弱っているから使えるか分かんなかったけど」


そしてその内容を聞いている内にとんでもないことが発覚した。


「い、妹が死んでいる・・・?」


望月は疾風を片手に叫んだ。


「ルーーークーーーーー!!」



♦ ♦ ♦ ♦ ♦



「殺した・・・?」


「はい。人質にしてから一週間くらい経った時でしたかね・・・あれは」


「それはやっぱり望月には教えてないよな・・・?」


「そんなのあたりまえじゃないですか。意のままに操るのが目的なのに・・・もしあなたの立場だったら教えますか?」


「・・・・・・・・・・」


「・・・ちっ。少し面倒な事になりました」


そしてルークは下を見る。


そしてすぐにそこからルーク!と叫びながらこっちに来る者がいた。


その女、望月はルークに向かって攻撃を繰り出した。


「ルーク!貴様・・・・」


ルークは剣で攻撃を受け止めると足で望月を蹴って引き離した。


「はぁ。これは面倒だ・・・この様子ではさっきの話を聞いていたようですね?」


「くそっ・・・くそっ」


「どう魔王様に報告しましょうか・・・蒼空さん?は殺さなかったとはいえ当分立つことができないくらいにはしていると思ったんですが・・・」


そして望月を見てこう言った。


「空いたスパイの穴をどうしましょう。疾風を使うあなた以上のスパイはそうそういないでしょうから」


望月はもう一度攻撃をした。


風の力を使って十回連続で攻撃した。


だがそれはすべて躱されてしまった。


「とりあえず始末しましょう。あなたは情報を知りすぎている」


ルークは剣を構え望月を攻撃しようとする。


キィィイイイン


という高い音と共にその攻撃は塞がれる。


「こっちを忘れるな・・・」


「勇者・・・あなた達の相手をしている暇はないのです。とりあえず始末しないと・・・ギルダ!」


「はい。総員・・・放て!」


その号令と共に驚く程のスピードで魔方陣が描かれ一斉に呪文を唱える。


『炎の精霊の力を借り我それを放つ>>>炎獄えんごく


すると魔方陣の真ん中から炎の塊が生まれそれがこっちに飛んできた。


「こっちの雑魚は任せろ光牙。それよりそっちを頼む」


「分かった」


蒼空は雪景の力で炎を凍らせた。


そして急降下し敵の群れに飛び込み敵を倒していく。


それを見た光牙はルークと望月の間に割って入る。


「怪我人二人で私に勝とうとでも?勇者、お前はあっちに力を貸し逃げた方がいいんじゃないのか?」


「大丈夫だ。蒼空は・・・」


「じゃあ二人とも殺してあげましょう」


そう言い戦闘が始まった。


ごめんなさい。なんかテンション低い時に書いてしまってまぁいつも駄文ですけど今回はもっとひどい気がしました。


次の話は9割がた完成しているので数時間後・・・遅くても明日中には更新します。

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