戦争
魔界対戦13話です。どうぞ。
戦場についた蒼空達はまず味方の王の陣地に行った。
「グラン元帥!」
光牙は王軍の指揮を執っている元帥を見つけ呼びかけた。
「あんたは勇者か?」
答えたのはグラン=エルガー。王軍の元帥だ。ちなみにトラの人型だ。
「はい。俺達もこの戦いに参加させてください」
「戦力が増えるのは大歓迎だが、とくに強い君のような人は・・・だが君たちは魔王を倒すという任務があったはずでは?」
「はい。ですが倒すためにまずこの蒼空を戦闘に慣らせるために必要な事なのです」
「ならいいでしょう。頼みます」
「で俺達は何をしたらいいでしょう」
「開戦までゆっくりしていてくれ、始まったら普通に攻めていって、敵将の首を取ってきてくれ。それだけだ」
テキトーだなと蒼空は言いそうだったから慌ててこう言った。
「敵将は誰ですか?」
「監視所から送られてきた情報によるとルークだそうだが・・・」
「あいつか・・・」
「知っているのか?」
「はい。一度出会いました」
「気おつけろよ。あいつは強いぞ」
そこまでグランが言ったところで伝令役の人が来てこう言った。
「元帥。敵が行動を開始しました」
「そうか・・・」
そしてグランは大きく息を吸い、こう言った。
「全軍に伝えろ。出陣すぞと」
「はい!」
伝令役の人は急いで伝えに行った。
「もう出陣だ。休む暇もなかったな。頼むぞ勇者」
そして大きく息を吸いこう言った。
「全軍!!進め!」
グランも馬に乗り走り出した。
「俺たちも行くぞ!蒼空!」
「OK。光牙」
二人も後を追って走り出した。
王軍と魔王軍はもうすぐぶつかりそうだ。
「光牙。俺たちはどうする?」
「戦闘をしながら魔王軍の敵将のルークの所まで行って倒す!これだけ」
「はは。単純でいいな。それ」
「そうだな」
そうこうしている内に戦闘は始まっていた。
ガァアアアン
かなりでかい音がして多くの人が宙を舞った。
「おい光牙。あれ王軍じゃないよな?」
蒼空は宙を舞っている人達を指差して言った。
「あれは魔王軍だ。黒い戦闘服だろ?しかもあれをやったのはたぶんグランだ」
「え?あの人?てか強すぎない?」
「あんまり変わってないようだな。さすが」
「そんな強いの?あの人」
「ああ。伊達に元帥を名乗ってない。普通に戦ったら俺も負けてしまうな」
「じゃああの人が魔王を倒しに行った方がいいんじゃない?」
「お前あの館長の話聞いてた?」
「え~っと・・・」
「はぁ。まあいい。魔王を倒すには五本の名刀の内どれか持っていないと魔王には攻撃があたらない」
「けど封印はできるんじゃ?」
「ばか。その間の時間を誰が稼ぐ?時間を稼ぐには魔王に攻撃があたらないと意味ない。ってか封印するだけならあいつじゃなくてもいいだろ」
「そっか」
「そうだ。それにエクスカリバーの能力を使わずあいつも能力使わず戦った時だけだ。負けるのは」
「そうだ。後気になるのは五本の名刀って誰が持ってるの?」
「まず俺、お前、それに王、魔王。あと一本は主がいないかそんなとこだ」
「へぇー」
「おいもうすぐ着くぞ。覚悟はいいか?」
「大丈夫だ」
「行くぞ」
そして二人は戦闘に加わった。
「あまり離れるなよ。蒼空」
「分かった」
光牙は剣を構え相手に向けた。
その後蒼空には光牙が一瞬ぶれ消えたように見えた。
すると相手が数人、ぐわぁとか叫んで倒れた。
「蒼空。後ろだ」
後ろから敵が斬りかかってきた。
「気づいてますよ光牙」
そしてはははっと笑った。
敵の剣が蒼空にあたったと思った瞬間―――
剣を弾いた。そしてくるっと回ってそいつを斬った。
「おお。やるな。蒼空」
「これ、あの本に書いてあった技の一つで、試してみたかったからわざとそいつに背を向けたんだよ」
「へぇー」
「これは鎧の一種らしい。それに普通の氷より硬いらしいから防御にできるらしい」
「それは便利だ、な」
そう言いながら光牙は敵を斬った。
蒼空の所にも敵が十人くらいが蒼空を取り囲むようにして襲いかかってきた。
それを蒼空も片づけた。
「蒼空、強くなってんじゃん」
「ははっ。まぁ使い方とかも分かってきたからな」
「よし。蒼空突き進むぞ!」
「OK」
そして二人が走り出した。
敵を倒しながら前に進んだ。
だが少し進んだ所で強い風が横を通った。
すると次の瞬間・・・・・近くにいた王軍の兵士がぐはぁっと叫んで宙を舞いそして落ちた。
「あなた達が勇者と雪景の使い手ね?魔王様の命令で首を取りに来た!」
蒼空達の目の前には黒髪の小刀みたいなのを構えた女がいた。
やばいです・・・
テストの点数が思ったより悪くてお母さんに怒られました。
そしてテスト前も小説書いてるから・・・(以下省略)
と言われました。
そして禁止・・・と・・・
だがやります!お母さんのいない時に・・・
けどいつもより遅れるかもしれません。
すみません・・・