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魔界大戦  作者: 八雲蒼
王領編
11/80

雪景

すみません。更新遅れました。

試験週間だったんですよ。

今日、テストがありました。明日もテストです。

現実逃避・・・・・

では魔界大戦11話です。

 蒼空たちは剣を構え前を見る。

 この先は何があるか分からない……。

 何がどうくるか分かれば対処のしようもあるのだが……。

 そして一歩ずつ歩き出した。

 しかし何も起こらない。


「おい光牙何も起こんねぇぞ」

「ああ。気になるな。何も起こらないのが一番いいが、そんな事もないだ・・・」


 そこまで言ったところで、うっと呻いた。


「どうした光牙痛むのか?」


 光牙は傷を負ったところを押さえていた。


「少しな・・・・・気にするな」

「でも、じゃあちょっと休もうか」

「ありがとう」


 そう言うと光牙は座った。

 それに続いて俺も座った。



 そして十分も経ったころだっただろうか、光牙は


「よし、蒼空行こうか」


 そう言って立ち上がった。


「分かった。けど大丈夫か?」


 そして俺も立ち上がった。

 すると『ガゴッ』という音が響く。


「ガゴッ?って何?」


 蒼空は音のした方を見る。

 そこは自分が手を壁に付いた所から音はしていた。

 そこの壁は凹んでいる。



 ゴゴゴゴゴ。


「ゴゴゴって何?」


 蒼空の顔は真っ青だった。


「ねぇー光牙くーん。これどう思う?こういう場合マンガとかでは……」

「どう思うかって……? はははっ。決まってるだろ。こういう罠は大抵……」


 すると後ろから大量の水が流れてきた。


「だよねぇ~」


 二人は全力で走った。


「蒼空やばいぞ。このままじゃあ追いつかれるぞ」

「やばいな。水は液体だから斬れな……い・……? 液体? そうだ!」


 そして蒼空は突然立ち止まった。


「おい!蒼空。止まるな!走れ!」


 蒼空はくるっと回って、水が来る方向を見て雪景を構えた。


「蒼空。何をする気だ!?」

「光牙ちょっとさがってろ。いい事思いついた。てかこうしないと水に巻き込まれる」

「どうする気だ?もうそこまで来てるぞ」

「大丈夫だって」


 水はもう目の前まで来ている。

 だが蒼空はふっ、っと笑い雪景を思いっきり振り下ろした。



「行っけぇえええ」


 雪景から飛び出した氷のビームみたいなものは水とぶつかりそのあとピキピキと言う音と共に水を凍らした。


「おお。蒼空考えたな」

「まあな。けど何でもっと速く思いつかなかったんだろ?」

「さあ?」


 光牙は少し首を傾げた。

 そしてその後こう言った。


「そんなことより罠が少しの間なかったのはこのせいだろうな。けどこれからはまたあるぞ」

「じゃあ行くか」


 二人は肩をならべ、走り出した。

 次の罠は―――――


「うわぁあああ」


 蒼空の悲鳴が響いた・・・

 蒼空は落とし穴に落ちた。


「やばいってこれ洒落になんねぇ」


 蒼空は必死に考えた。

 こんなばかでかい落とし穴を誰がどうやって掘ったのか……。


「って違ぇ‼ そんな事やってる場合じゃねぇえええ‼」


 と一人でやってる内にかなり落ちていた。

 ふぅ。とため息をついて蒼空は雪景を構えた。



 今から蒼空がやろうとしていること。

 それはまず下に大きい氷の塊を作る。

 次にそれを踏んで飛び上がる。

 また氷の塊を作っての繰り返しをして上まで行こうというのだ。



 だがこんな事できるのかという疑問が湧き上がったが考えてる内に下に落ちていっている。

 もう上までかなりの距離があった。

 だから蒼空は決意した。

 そしてすぐに決行する。

 氷の塊を作ることに成功。

 踏んで飛び上がる事にも成功。

 それを繰り返した。


「もう少し」


 蒼空は呟く。

 そしてもう少しで手が届くという距離まで来た時……。

 足を踏み外し、落ちた。


「くそっ。くそぉおおお」


 蒼空は思った。翼があったらと……そしたらこんなところ一っ飛びだったのに……。

 蒼空は雪景を硬く握り、目をつぶった。

 すると雪景が青白い光を放つ。

 刀が光に包まれた。


『主よ・・・』


 頭に直接たたきつけられるような声が降ってきた。


『主よ。イメージするのだ。欲しい力を・・・』


 欲しい力……翼が欲しいなぁ。

 蒼空がそう思った瞬間―――

 背中に冷気を感じた。それにもう落ちてはいなかった。

 背中に翼があった。氷の翼が―――

 しかも前からあったかのような、それぐらい違和感がなかった。

 そして飛んだ。

 上まで行き穴をだうやってか渡った光牙の隣に降り立つ。

 光牙は唖然としていた。


「蒼空。それどうやったんだ?少なくとも真地はできなかった」


『前の主は他の方法で飛ぶことができた』


 また頭に直接たたきつけるような声。


『我は雪景。主の刀だ』


「雪景?」


 そして雪景を見る。

 雪景は光ったままだ。


『そうだ。ひさしぶりだな勇者』


 光牙は黙ってこっちを見ている。


「光牙は知ってるのか?まあいっか。じゃあお前が力を借してくれて翼をくれたのか」


『そうだ。だが我は主の力だ。だからこれは主の力だ。我をどう使うかは主の自由だ』


「ありがとう。助けられた」


『だからこれは主の力だと言ったであろう?』


「けど・・・まあいい。じゃあ俺はどうやってお前の力を使う?」


『今やったとおりだ』


「けどよく分かんねぇぞ」


『いずれ分かる。いやすぐにな』


「はぁ。けどこれからも頼むぞ」


『主の仰せのままに』


 そして雪景の光が消えた。

 翼も消えた。


「光牙。今聞いたとおりだ。俺は雪景の力を借りて飛んできたってとこだな」

「そうか。真地も雪景の力は借りていろんなことしてたな。雪景とは何回かしゃべったことがある」

「へぇー。まあ進むか。あと何個罠あるんだ?あの落とし穴は反則だろよけられないぞ」

「蒼空もう罠はないようだぞ」

「何で?」

「あれを見ろ。扉だ―――――」

蒼空に翼つけたくてやってしまいましたww

空中戦とかやりたくて。まあやるか分かりませんが。

話は変わりますが明日もテスト頑張ります。

明日で終わるので次の更新は早くできそうです。

では。

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