はじまり
僕が初めて書いた小説です。
まだまだダメなところもあると思いますが、最後まで見てください。
お願いします!!
「いいから俺ごと封印しろ!」
緊迫した声が響く。誰が何か言っているんだ? 何が起こっている?
状況を把握しようと辺りを見渡す。三人の人影を目でとらえた瞬間、目もあけられないくらいの光が世界を包む……。
♦ ♦ ♦ ♦ ♦
流れていく風景を蒼空はボーっと眺めていた。
今から彼、氷堂蒼空を乗せた車はじいちゃんの住む田舎に向かって進んでいる。
だが、俺はじいちゃん家には行きたくない。
行ったらいいように雑用に使われるだけだし、無理やり修行させられるから。
「それにしても今日見た、『いいから俺ごと封印しろ!』とか言っていたあの夢なんだったんだろ?」
そしてどんな内容だったか必死に思い出して、
「う~ん。確実今の日本ではないよな……鎧とか着てたっぽかったし……。剣とか持ってたし。中世っぽいイメージだった」
そこでまたう~んと唸る。
「それにしても妙にリアルだったな……」
そこで車が揺れる。
ハッと我に返り、そして窓の外を見る。
「もうこんなとこまで来たのか……」
そこで溜息をついてから、
「何か嫌な予感しかしねぇ。なんか最悪なことが起こりそう。車止まんないかな」
そう言っても車は蒼空のじいちゃんの家を目指し走って行った。
最後まで見てくださりありがとうございます。
そして2011年3/15に改良しました。
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