閑話 はた迷惑な創造神
ここは、通常の世界とは異なる。
神々の暮らす高次元世界。
創造神としての仕事もしつつ、適度に息抜きをしていた。
知る限りの娯楽を遊びつくし、暇を持て余していた。
しかし最近、地球から転生した少年について話題となっている。
あの男はあの世界に何を齎してくれるんだろう。
地球の神は、楽しみで仕方なかった。
その少年は地球で生を持つはずであったが、
気の毒な事に、生まれる事は叶わなかった。
憐れに思った地球の神は、別世界の神に頼み込んで加護を付けてもらい、彼を転生をさせた。
今度の人生では、幸せな生活ができるようにと。
しかし、地球の神は危惧していた。
あの世界の神達は、「あれ」を扱いきれるのだろうか。
「あれ」は、あの世界にとって「神」ともなるし、「悪魔」ともなりうる。
「あれ」を生み出した自分がおかしいと言うのもあれだが、通常なら転生するものは
転生直後に「神からのギフト」を貰って更に強力な生命体となるのが一般的だ。
だが、「あれ」は異例の転生をしている為に、高次元生命体になりかけている。
つまり、「神」の一歩手前の立ち位置にいる。
「あれ」の裏に潜むモノをこっそり鑑定したんだが、その時の鑑定結果がこれだ...。
名前…[マルタ(?)]
職業…[測定不能]
年齢…[測定不能]
状態異常…[封印(残り10日で効力無効化)]
能力値…[測定不能]
レベル…[650]
種族名…[???]
称号…[*****]
スキル…[隠蔽 Lv.∞]、[不死 Lv.∞]、[鑑定 Lv.∞]、[** Lv.∞]
魔法…[全属性 Lv.∞]、[**魔法 Lv.∞]
加護…[測定すんな***]
見ているうちに彼の将来が楽しみになった。
10日後が楽しみだ...。
これで、娯楽が増えた。