説明?
ん?残った肉と、残り四頭?
もちろん残り四頭は、ギルドに売るのさ。
オークは、食べられないところはない!と言うくらい、全て利用できる。
肉は食用。皮は、鎧に。
骨は美味い出汁がとれる。
内臓は薬の原料になる。
残りの肉?勿論俺の食料。
飯の後は、土魔法で寝床の確保。
《ドーム》
俺が唱えると、直径3メートルほどの土のドームが出来上がる。
剣で入口を作り、焚火を消したら、中に入って寝るだけさ。
勿論、入口は塞ぐよ。
翌日もフラフラしながら適当に狩をして、小遣い稼ぎ。
獲った獲物は空間魔法のうちの1つ、異空間貯蔵の魔法で、収納。
重さも無く、中に入れた物は時が止まったままで、いつまで経っても腐らない。熱い物は熱いまま、冷たい物は冷たいままで。超便利。
この世界では、魔力がある人は、100人中1人ほど。だいたい1つの系統魔法が使える人が多い。稀に2つ3つ使える人も居る。
水、風、火、土、光、闇、特殊と分けられる。
水は、字のごとく、水を使った魔法と、治癒。
風は、風を使った魔法と、雷系。
火は、火と言われるけど、温度系。炎や氷。
土は、土を使った魔法と、植物を操る。
光は、光を使った魔法と、治癒。
闇は、闇を使った魔法と、呪い系。
特殊は、これらに当てはまらない魔法。
空間魔法も、特殊魔法の1つだ。
特殊魔法の中では、空間魔法使いがけっこう多い。商人向きと言われる魔法だ。なんせ荷物を馬車で運ぶ必要が無いんだから。
俺?
何年生きてると思ってるの?
全部使えるようになったよ。
公爵になる前は、火と闇の2つだったけどさ。
魔法は天性の才能と言われ、使える系統は生まれた時に決まってると思われてきた。
が、たしかに得意な系統というのは存在する。
だいたいの人が、その得意な系統しか使えてないのは事実だ。
が、苦手な系統でも、何百年と練習すれば使えるようになる。
ここに実例があるから、間違いない。
異空間貯蔵庫に、さっさと獲物を放り込む。
そんな日が何日か過ぎていく。
明日くらいには、街に着くかな?




