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プロローグ2

時はウン百年遡る。


俺は美人の女性の胸に吸い付いていた。

エロい想像している読者さん、これは食事です。

俺は0歳児の、赤子なのだから。


食事はまあ良い。美人の母が見つめてくるので、多少照れるが。

問題はシモのほう。排泄ね。

アレは羞恥過ぎる。


なにせ前世は四十路のおっさんだったのだから。

まあ、割り切って耐えたけど。

両親は平民の鍛冶屋の父と、薬屋の母。

平民としては裕福なほうだ。


世は戦乱、多数の小国が覇権を争い戦争を繰り返していた。

戦さのタネは、人種差別や宗教、水の利権から、土地と、様々であったが、戦国時代なので、うちの家は武器と薬で、ソコソコ儲かっていた。


いくつかの国が興っては消え、小国がいくつか統合されていくなかで、俺は育っていく。

この世界の成人は15歳。

戦国時代で成人男性。


普通に徴兵されたよね。

軍に従軍した時に、人生最大の出会いがあった。

小国の王子と出会って意気投合。

王子は小隊長、俺は部下。

でも、歳が同じで、王子なのに気さくな性格で、面倒見が良く、人に慕われる人物であった。

王子は戦さ上手でもあり、次々と敵を倒し、手柄を上げていく。


王になってからも前線に立ち、周りの小国を傘下に納めていき、大陸東側を制圧した時に、周りの国々と停戦交渉。

こうして大陸は4つの大国が支配することになった。

俺?

王から公爵に任命されて極東に領地を貰ったんだよね。イリス・フォン・ヘルスネーク公爵、これが俺の名前。

この時18歳、普通の人間だった最後の年だ。



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