泥酔?
途中ザコを狩って収納していると、
「パイソン、ワイバーン12頭収納して、まだ入るの?どんだけ容量デカイのよ?」
呆れた声で聞かれる。
「ん?まだまだ空いてるぞ。てか、オーク狩ってきたんだろ?なら、みんなもオークを収納してんだろ?何匹?」
「夜営の道具も有るし、1人二匹づつでいっぱいいっぱいよ!」
なんかキレられた。
俺に言わせると、もっと修行しろと言いたい。
商人なら、馬車二台分ぐらい入る人居るんだからさ。
夕方になり少し開けた場所で、夜営の準備。
みんなテント張ってるんだが、危ねえな。
「もしかして、それぞれテントで寝て、交代で見張りするタイプの夜営か?」
一応聞いてみた。
「見張りするタイプの夜営って、他にどんなタイプあるのよ?」
エルフ女が聞いてくる。
「こういうの。」
と言い、土魔法で、小山程のドームを作り、指を指す。
「あんた規格外過ぎ…」
「壁の厚みは2メートル有るし、空気穴もバッチリ、扉も頑丈。
念のために結界も貼るから、安全だぞ。この中でテント張れよ。」
「はぁ、そうするわ」
見張り無しで、朝までぐっすり寝た。
俺はテント無しでベットを収納から出して寝たら、更に呆れられたけど。
翌日、ドームを潰して更地にして出発。夕方にはボアに到着。ギルドにて報告と買取。
4人がオークを合計八匹。
俺はワイバーン12頭とザコ100匹
ワイバーンは皮が特に高額になる。鎧の材料になるからだ。
鉄より強度があるのに、鉄より軽い。
国の近衛兵は、ワイバーンの全身鎧が基本だ。
ヘルスネーク領兵の一部も、ワイバーン鎧である。
金を貰って、帰ろうとすると、
「せめて晩飯ぐらい奢らせてくれ。」
そう言われたので、4人とめしに。
「だーかーらー、なんでそんなに強いのかって、きーてんの!」
来たことを後悔した。
絡み酒勘弁して~
しょうがない、こっちも酔おう。




