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偽自録  作者: そらのいろ
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中学生時代

「ねぇ。夏祭り一緒に行かない?」彩華に誘われたのは中学3年の夏の事だ。彼女とは中学に入ってもずっと一緒に居る。「いいよー」としか返事はしない。

彩華は中学に入り更にませてきて、化粧はいつもかかさず、髪はいつも念入りに整えられている。そんな事を言っている私も周りから見るとませていると言われているだろう。彼女と一緒に居ると自然とそうするしかなくなるから。

中学に入って3年目だが、夏祭りに誘われたのは初めてだ。いつも「彼氏と行くんだー」という話を聞かされるだけだった。その彼というのは、徳満君ではなく、次々に代わる彼のうちのだれかだ。「今年は彼氏と行かないの?」と私が聞くと「彼氏もいくんだけど、中学最後だし親友の友里とも行きたいなーと思って...絶対浴衣着てきてね。髪も可愛くてして!」この言葉を話している彩華が少しニヤケて、今の彼氏“鳥山君”と目で合図をしていた。私は嫌な予感がしたが断ることはしない。ただ夏祭り当日を待つのみ。

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