1日目 俺の設定雑すぎね?
この小説はかなりギャグ要素が多いです。
まだまだ初心者が書いたものなので未熟な物ですがこれから宜しくお願いします。
「え」
突然の事でよく状況がわからない。なんで俺ここにいるの?
「すみませーん!!」
「うわぁぁぁぁぁ!!!」
後ろからいきなり大きな声を出すな!!びっくりするわ!!
「な、な、なんだよ!!いきなり後ろから大きな声出すな!って・・・」
誰!?てか女の子じゃん!なんか体からキラキラした物がでてるんですが!神秘的だなぁ〜。
「すみません!突然大きな声を出してしまい、何度もお声がけしたのですがなかなか気づいてもらえず仕方なく・・。」
「いえ、全然気にしてないんで。」
この人、かなりの美少女だ!やっべ〜俺こんな綺麗(体の周りも)な人見た事ない。
(っと、そんな事よりなぜ俺がこんなところにいるのか聞かないと。)
周りを見渡してみると辺り一面お花畑だ。
家で飼っていた犬でも連れてきて散歩したいな。まぁ懐いてないから噛み付かれるけど。
「すみません。なぜ俺がこんな綺麗な所にいるか知っていませんか?」
「あ!そうだった!そうです!私はあなたにそれを伝えるためにここにきたのです!私の名前はベリー!これでも天使です!」
「へ〜天使ね〜また珍し・・って天使!?」
なんで天使さんがここに!?あれ、待てよ・・お花畑・・天使さん・・そこから導き出される答えは!?
「ここ、もしかして天国?」
「えっ?どうして分かったんですか!?すごいです!さすがよく『我は神からの使徒!!神の御言葉はこうだ・・いずれこの世界には暗黒時代が・・、』とか言っていたことだけはあります!」
ちょ、それ完全に俺の黒歴史。
(それにある時は我は魔王を倒すものなり!とか我が右手が疼く・・・とか、、、)
「ちょっと待って!それ以上俺の黒歴史を掘り返さないで!!」
「え?黒歴史とはなんですか?」
「もういいよ!取り敢えずこの話はやめ!で?俺はなんでここにいるの!ていうかなんで俺死んでんの!?いつの間に俺死んだ!?そんな文章どこにもないからね!?」
「む〜。そんなどんどんと色んな事を質問されても答えられません!!1つ1つ順に質問してください!」
「はぁ・・はぁ・・疲れた。よ、よし、じゃあまず1つ目。なんで俺死んでるの?」
「まぁそれは恐らくそうしないと物語的に成立しませんし。」
「じゃあ2つ目。俺はどんな理由で死んだんだ?」
「わかりません。多分ですけどこの小説を書いている人がめんどくさいから書いてないんだと思います。」
(おい!命を大切にしろ!)
「はぁ・・。じゃあ3つ目。なんで俺はここにいるんだ?もし死んだら普通地獄か天国に分けられるんじゃないの?なんで俺は死んだら直天国行きなんだ?」
「それならお答えできます。実はあなたには異世界に転生してもらう事にしました。」
え
『まさとくんが死んでしまう五分前〜。』
「おっしゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
うるさいぞまさと!!少し静かにしなさい!
「やべ、つい大声を出してしまった!」
だがそれも仕方がない。何と言っても何回挑んでも倒せなかったごらクエのラスボス。ゼッタイ・タオセナイーヨーが倒せたのだ!うれぴぃ!
デーデレレレレレー
(カキーン!おーい球そっち飛んでったぞ!あっやべ!このままじゃ球があの家の窓にぶつかる!)
「あぁ・・やっと・・やっと!!エンディングが!!あの見たくて見たくてたまらなかったエンディングが!!やっと・・やっと!!・・ってうるせぇーーぞクソガキ共ぉーぉぉぉ!」
ガン!(窓を開ける)
「うるせぇーよ!少しは近所迷惑考えたらどうだ!だいたいなんでこんな時代に野球ができる空き地があんだよ!!これじゃあどっかの国民的アニ」
ドス
「うっ」
バタン
チーン・・・
「あははははははは!!これは酷いですね!!野球のボールに当たって死ぬって・・ぷぷっ・・あははははは!」
「なんだよ!!別にいーじゃん!確かに少し情けないとは思うよ?でもさ!当たりどころ悪かったったら誰でも死ぬと思うよ?!」
「まぁ確かに・・ぷぷっ」
「はいはいもういいでしょ!で?なんで俺は異世界に転生できるの?」
「まぁ先ほどの死因は野球ボールに当たって・・ぷぷっ・・死んでしまわれたわけですが、神様からこれは不運な事故という事で処理されまして、本来なら起こらなかった事故なんですよ。ですので神様はその代わりにと異世界に転生できる権利をあなたに与えた訳ですね。」
(こいつ途中で笑いやがった・・。)
「なるほど。つまり俺は本来とは違う死に方をしたため、転生できる権利をくれたという事だな。」
「まぁそうなりますね。」
「なら有り難く頂戴しようってもんだ!それじゃあ早速異世界に送り込んでくれ!あ、できれば初期スポは綺麗な所でお願いしたい。」
「ちょ、ちょっと待ってください!あなたがこのまま異世界に行くとすぐにモンスターに殺されてしまいます!」
「え、異世界にモンスターいんの?じゃあどうするんだよ!俺詰みゲーじゃん!」
「という事で!このままだとスライムより弱いあなたに!神様から1つだけスキルを覚えられます!ただし覚えられるのは今から私がいう3つの中の1つだけです。」
「おおー!それなら心強い!よし!じゃあその3つのスキルはなんだ!?」
「1つ目、神の加護 十分間自分のステータスを100倍にする。」
「それもはやチートやチート!さすがにゲームバランスぶっ壊れるわ!却下だ却下!」
「そうですか!では2つ目、 風林火山 強力な全属性魔法攻撃を放つ。威力は調整可能。」
「うぉ!またチートっぽいやつきたな〜。まぁこれはカッコ良さそうだし保留かな。」
「わかりました!保留ですね!それでは3つ目、魔物生成 魔物を作り出せる。」
「え、なにそれ、それこそまさにチートじゃん。それってどんな魔物でも作り出せるのか?」
「はい!不死鳥だろうがドラゴンだろうがゼッタイ・タオセナイーヨーだろうがなんでも作れます!」
「なんでラスボスいんの!?もはやゲームの中にいるモンスターじゃん!」
「まぁとにかく魔物ならなんでも作れるんです!さぁ、どのスキルにするんですか?」
(う〜ん。まず神の加護はないな。さすがに面白みがない。次に風林火山と魔物生成か。どちらにしようか。ん〜〜・・・)
「む〜遅いです!もういいです!あなたには魔物生成を与えます!」
「え!ちょっと待てって!まだ悩んでい」
「それでは異世界への転生の準備が整いました!それではお気をつけて!さようなら〜!」
「いやまてぇぇぇぇぇぇぇぇえ!!」
『ひゅゅゅゅゅゅゅゅゅん』
ガラガラガラ
安いよぉー!野菜がいま安いよぉー!
「・・・」
(おかーさんあの人なんで広場の真ん中でたってるのー?)
(し!構っちゃいけません!)
「・・・ふざけんなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」