第24話 起床
「何か騒がしいようだが、どうしたんだ?」
「あぁ、これは騎士様。森のほうから爆発音が聞こえて、竜が顔を追のぞかせておったので皆騒いでおるのですよ。騎士様、あの竜は何なのでしょうか?」
「あの竜は...レンドリアの守護竜だよ。人間は襲わないから気にするな。あぁ、ただ少し気が立っているようだから今日は森には入らないほうがいい。みんなにも伝えておいてくれ。」
「守護竜ですか、森の奥には竜がいるとは本当だったのですね。皆に伝えてまいります。」
「うむ。ではガルドゥル殿、私は首都へと戻ります。ユージーン君とダンジョン前の後始末をお願いします。」
「あぁ、任された。」
「では!」
ユージーン君を宿屋で寝かせておいて衛兵の詰所へと赴く。結構な量の兵があわただしく準備をしており
何事かと思ったが、そうか竜の姿が見えたからかと納得する。
「あぁ、少しいいかな?俺は宮廷魔導士の1人ガルドゥルというものなんだが、これ証ね、ダンジョン前でごたごたがあってな片づけを手伝ってもらえないか?」
「了解しました。ちなみにごたごたとは?」
「見てもらったらわかる。そうだな、そこの袋とシャベルを持っていこうか。5,6人ついてきてくれ。」
「この袋...死人が出たのですか?」
「あぁ、とりあえず来てくれ。」
知らない天井だな。うん?知ってるなこの天井。あぁ、レンドリアに行くときに使った、トルタヤの宿屋じゃないか?なんでこんなところに。確かグレンゴルドにボコられて...エミリアさんが連れてきてくれたのかな?とりあえず受付のおばちゃんのところ行って話聞くか。
「おはようございます。」
「おはようってもう夕方だよ。」
あ、一日経ってないのか。誰に連れてきてもらったか聞いておくか。
「起きたらここにいたんですが、誰が連れてきたかわかりますか?」
「名前は忘れたけど、なんか魔法使いとかなんとか言ってたねぇ。おっさんだったよ。」
「おっさんの魔法使い...。ガルさんかな?ガルドゥルって名乗ってませんでしたか?」
「なんかそんな名前だった気もするね。そういえば、帰ってくるの5,6時間後って言ってたよ。」
「あぁ、そうでしたか。じゃあ部屋で待っておきます。」
「それがいいわね。夕食の時間になったら呼びに行くわ。」
「はい。ありがとうございます。」
「そういえば、レンドリアの守護竜が発見されたんだってね。」
「守護竜、ですか?」
「そうそう、あんたは寝てたから知らないだろうけどレンドリアの森に竜の姿が見えてね。騎士さんが言うには守護竜らしいのよ。」
「へー、僕が寝てる間にそんな面白そうなことが。」
「そうそう、うわさでは聞いたことあったけど本当にいるんだね。」
「そうですね。僕もうわさでしか聞いたことなかったです。では、僕は部屋に戻っていますね。」
守護竜ねぇ。なんかレンドリアに行くときに、エミリアさんが話してくれてたけど本当にいたんだな。その時は魔物の王がどうとか言ってたが。そういえば、エミリアさんはどうしたんだろうか。騎士が守護竜って言ってたらしいからガルさんと調査にいってるんかな?それと、グレンゴルドは?あいつはどうなったんだ?ダンジョンから戻ってきたときに鉢合わせしたのかな。どんなにグレンゴルドが強いって言ったって、3人がかりならそう負けないか。わかんないこと多いからとりあえずジジィのところに行って話聞いてくるか?うん、そうしよう。
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