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異世界転生大失敗~いつだってジジイと一緒♡~  作者: 棗真広
第1章 入学準備編

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第19話 闖入者

「まァ、そう言うなよ。つれねェなァ。」

「仕方ないでしょう。片や10歳の子供、片や盗賊団のボスなんですから。」

「まァ、それもそうか。」


 そういうとグレンゴルドは腰から剣を抜いた。

 もう少し粘りたかったがしょうがないな。剣を抜き正面に構え備える。

 すると不意にグレンゴルドが空を見上げる。つられて空を見上げると何かが急速に落ちてきていた。


「なんだァ、ありャ。」


 ズガァァァァァァァァァァァァンンンン!!!!!!!!!


 は!?ゴーレムか?これ。なんかゴーレムっぽい人型の無機物が降ってきたんだけど。わけわかんねぇ。グレンゴルドも混乱してるし。


「おい、タークィン。これうちの玄関においてたやつだよなァ?」

「たぶんそうですね。なんで降ってきたんだ?こいつ。」


 ゴーレムはおもむろに体をおこした後、周りをゆっくりと見まわした。そしてグレンゴルドを見つめるとその単眼の光を強くさせた。


「なんだァ?おい、タークィン。こいつ多分ぶッ壊れてるよなァ?」

「そうですね、多分ぶつかった衝撃で諸々吹っ飛んでますね。」

「おい、坊主ゥ。チョイと待ッてろい。」

「あ、はい。」

「壊れてるものはァ、叩いて直すに限るよなァ!」

「ガンバレー!」


 ゴーレムに向かって走り、剣を上段に構え振り下ろした。ゴーレムは片手をあげて受けたが、その衝撃は完ぺきには殺せず足が地面に沈み込む。ゴーレムは気にする素振りすら見せず剣をはじきグレンゴルドに体当たりをする。グレンゴルドは剣から左手を放し体当たりを受け止める。少し押し込まれるも右手の剣を逆手に持ち替え単眼に向かって突き刺そうとする。それをゴーレムは後ろに下がって突きを避けるも、間髪入れず接近し3度4度と斬り込む。ゴーレムは反応できなかったのか、しなかったのか。いずれにせよどの剣閃もわずかにゴーレムのボディにわずかばかりの傷をつけるだけで両断するには至らなかった。


「ちッ、ちィッいと固く作りすぎたかァ?」


 ゴーレムはそんな傷すら意に介さず、距離を取ったグレンゴルドに突進していく。グレンゴルドは弓を引き絞るように右手を引き、ゴーレムの突進に合わせ目にもとまらぬ速さの突きを繰り出した。突きはゴーレムの右肩にあたり右腕ごと肩を粉砕せしめた。


「まァずは一本!」


 ゴーレムは突進の勢いのまま距離を取り、グレンゴルドを正面に据えると単眼の光を強める。


「ほゥ、面白れェッ!」


 そういうと、グレンゴルドは剣を地面にさし詠唱を始めた。数秒の後、単眼の光が消え青白色の極太のビームが放たれる。時を同じくしてグレンゴルドの詠唱も終わり剣が赤く光り始める。


 ヴゥゥンン、ゴオオオォォォォォォッッッッッ!!!!!


「エクスキューティーテッ!!!」

 シャァァッッンン!シャィィン!


 グレンゴルドの剣が輝き、迫りくるゴーレムのビームを斬り払っていく。すぐにその間隙は埋められるがグレンゴルドの剣は止まることなく、ゴーレムのビームが止まった時、そこには無傷のグレンゴルドが佇んでいた。

 グレンゴルドはまるで攻撃など受けなかったといわんばかりに堂々と立っており、さながら救世の英雄のようであった。

 どうやら光の奔流を斬り裂きながらも詠唱を行っていたようでグレンゴルドの剣が黒い光を放ち始める。


「ダエモニスグラディウス!」


 ビームを放ち終わり立ち尽くすゴーレムに一息で近づき、胴体から両断した。


「流石は俺の精霊式自立型装甲兵器。なかなか強かッたな。改善点としては魔力砲後の硬直ッてとこかな。」

「ボス、なんかまた新技作りましたね。」

「これいいだろゥ。気に入ッてんだよなァ。」


 こいつ、やばすぎる。剣術はさることながら身体能力もあほみたいに高くて、そのうえ魔法まで高レベルで使えるとか。果てはゴーレムを作ったとか、魔法を開発したとか言ってたな。ふざけてるだろ、これ。なんで盗賊なんかやってるんだこいつ。防御に専念したってこいつの気分次第で簡単に死ねるな。


「さァて、坊主。十分に回復しただろうし、存分に楽しもうか?」

「あんなのを見せられた後で闘志がまだあると思ってるんですか?」

「坊主はそういうタイプだと思ッたがァ、思い違いだッたか?それともなにか?騎士の息子でありながらァ、命乞いでもするかァ?」

「なかなか嫌なこと言ってくれますね。」


 こいつ性格が悪すぎる。性格悪いなさすが盗賊せいかくわるい。ここまで言われて、いも引く奴は男じゃねえよな。最もはなから戦うつもりだったけど。

 そして剣を構えなおした。

↓から評価をしていただけると嬉しかったり喜んじゃったりするわけでご協力願えないかなぁっと思っちゃうわけです、わたし。

ただまぁそれだけのためにアカウント作れってのも酷な話で、、、

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