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テーマ詩集:ホームセンター

スコップ

作者: 歌川 詩季

「詩を描こう」エッセイの作品例に描いたものです。

 だれかのあしもとにころがったスコップ

 それがぼく

 だれにも手にとってもらえないスコップ

 それがぼく

 だってこの街はどこまでいっても

 アスファルトとコンクリートで敷き詰められてる

 ぼくが掘れる場所なんて ひとつもないじゃないか


 穴を掘れる場所がなけりゃ

 だれもスコップを手にとってくれない

 穴を掘って見せなきゃ

 だれもスコップのことに気づいてくれない

 ぼくはそんなスコップ

 アスファルトとコンクリートで敷き詰められてる

 この街に運悪くうまれて

 だれかのあしもとにころがったまま

 だれにも手にとってもらえない

 ぼくはそんなスコップ


 それがぼくだし それこそがぼく

 他の作品例は、ちゃんとした「作品」として投稿できるものではないので(笑)


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― 新着の感想 ―
[一言] スコップくんのきもちが伝わるょ。 最近お花を植える時にお世話になりまちた(*´ω`) うん、詩を描こう♪ 思うがままに……
[良い点]  スコップくんが独立しましたね!  語気荒く読めば『怒り』も感じられそうです。  声色がないので違う感情にも取られやすい…のでしょうか。
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