表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
黄昏に染まるその陰で  作者: 三当香季
19/19

第4部 ACT1の7 光あれ

 -あの頃は楽しかった-


 今となっては、私は何できない。

誰とも意思の疎通もできずに、ただ寝ているだけ。


 でもね、なんだか今日は不思議な感じがするの。

なんだかふわっとした気分。

まるで今にでも浮かんでしまいそうな・・・


と、

ベッドに横たわっている老婆の姿が目に入った。

無表情で、虚ろなまなざし。

どこかで見た顔だわ。

・・・

これ、

私?


ああ、記憶にあるものよりだいぶ変わってしまっているけど、

私だ。


年老いて骨と皮になってしまった私がゆっくりと目を閉じる。

それを私は上から見ている。


私は私を見ている。

目の前の私は目を閉じているというのに。

これは・・・


魂?


幽体離脱っていうものかしら?


もうすぐ死ぬから、魂が離れ始めている

って感じ?


横たわっている私の方に、娘と介護士と家政婦が駆け付ける。

みんなでなにやら騒いでいる。


ほらね、私の勘は当たった。

そういうことなのよ。

私は死んだんだ。


-苦しいことや辛いこともたくさんあったけど、途中からはわりと楽しい人生だったな-


そう思ったとき、


「地獄巡りはこれで終わりだな。ごくろうさん」


そんな声が聞こえた。

聞こえた気がしたんだけど、そんなことはもうどうでもよかった。


私は光に包まれて、その光に溶け込みながら、その先のどこかへ向かったのだから。



つたない文章の妄想物語を読んでくださってありがとうございました。


あくまでも空想物語なので、現実世界の情報とは合ってない部分も多々あると思います。(けっこう頑張って調べて、現実世界でも通用する用な情報も盛り込んだつもりなんですけどね)

SF恋愛小説だということで(どこがっ!)お許しください。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ