1/1
ロリちゃんと喋る猫
ロリちゃん。
=いろんなことに興味津々。好奇心旺盛な8歳の女の子。
喋る猫。
=見た目は可愛いけど中身は前世の記憶と人格が目覚めてしまった何か。
1.ロリと猫
ロリ「わぁー! 猫ちゃんだぁ!!」
猫「なんだ貴様は?」
ロリ「猫ちゃんがしゃべったぁ! すごーい!!」
猫「喋る猫が珍しいのか?」
ロリ「猫ちゃんは普通しゃべらないよぅ」
猫「だが現にここにいる。これは紛れもない真実だ。そもそも貴様の普通とはなんだ? いったい何年間生きてきてそれを語る?」
ロリ「私は8歳だよ」
猫「たかだか8年間しか生きてない子供に普通を定義する経験もなかろうに」
ロリ「でも、しゃべる猫ちゃんなんてテレビでも見たことないよ」
猫「テレビで流れている情報を全てだと思うな! 与えられた情報だけを鵜呑みにして思考を止めるな! 考えて、自分の目で認識して、そしてまた考えて、よく思考しろ。固定概念や先入観というものが一番、思考を邪魔するのだ!」
ロリ 「わたしお腹すいたから帰る。猫ちゃんの言ってることよくわかんないから、また明日遊ぼうね!」
猫「にゃ〜ん」