ぼくのたいせつなあべりあ。(アルブレヒト視点)
一発目からヒーロー目線とかやる気ないって?
かもねー
今回テンプレ少なめだけどテンプレは募集中
「リア、走って!雨に濡れちゃうよ!」
「待ってよ!アル兄さま!」
この日、僕、アルブレヒトはアベリアと一緒に山に来ていた。
最近上達してきてきた狩りの様子を見てほしかったからだ。
しかし、急な大雨に見舞われ僕ら2人は屋敷まで走っていた。
「ほら、もう屋敷は目の前だよ。頑張って!」
森を抜け、開けた草原に出た僕はリアを置いて屋敷まで駆け抜けた。
一生懸命に僕の後を走ってくるリアがかわいくて、少しイジワルしたかったのかもしれない。
振り返った時にはもう遅かったんだ。
空が光り、大きな音とともにリアに降り注いだ。
リアは倒れ、僕は全身を殴られたかのような痛みに襲われ動けなかった。
様子を見に来た屋敷の使用人に発見され、治療を受けたがリアはもう以前のリアではなかった。
「目を覚ましたんだね!リア、僕のことがわかるかい?」
「あんたは誰だ。ここはいったい...」
リアが目を覚ましたと聞き、駆け付けた僕は彼女のその言葉に絶望した。
「え?何を言ってるんだい。僕だよ、アルブレヒトだよ。」
「いやだから知らないって」
少し困った顔をするリアは僕のことを覚えていないようだった。
それだけでなく、あのかわいらしい話し方も少女らしい仕草も忘れてしまっていた。
まるで、あの冒険者とかいう野蛮な平民のようだ。
「もう今日は休みなさい」
リアのお父様が僕の肩をやさしく叩き僕はリアの部屋を去った。
医者は「一時的な記憶の混乱だろう」と言っていたが、「いつ記憶が戻るかはわからない」とも言った。
僕のせいだ。僕が彼女を連れ出さなければ。僕が彼女を置いていかなければ。僕が!僕が!
「ぼくがまもらなきゃ」
僕は彼女を傷つけてしまった。ならぼくが責任を取らなきゃ。
一生面倒を見てあげなきゃ。誰にも渡さないよ。
ねぇ、ぼくのたいせつなアベリア。
少年は暗く不敵な笑みを浮かべた。
ヤンデレっていいよね。
男だったらヤンデレって言わないのかなぁ
あ、テンプレは募集してるから。




