プロローグ
以前書いた、『短編・とある転移系冒険者の苦悩・・・』の連載版のプロローグとなります。
ちなみに・・・
『プロローグ冒頭の現代世界の部分に当たる「」内の言葉は
作者自身が、家族【母と妹】から実際【2018/9初旬】にぶつけられた言葉です。』
「何言ってんだかw」とお思いでしょうが、
冒頭部分の「」内の言葉は上の『』内にも書いたように、
作者自身が、家族【母と妹】から実際【2018/9初旬】にぶつけられた言葉です。
プロローグ?
現代:自宅自室にて 時刻:21時
何なんだよ、本当に!!
人のカード預かって置くて言って無くすってなんだよ!
しかも、人のカードに付随した特典ポイント欲しさに、
「こっちでもらっておくねw」と持って行っておきながら、
カード返せと言ったら・・・、
「預かって無い。」
「そっちの記憶違いでしょ!」
「そっちの自己管理が悪い!」だと!
ふざけるんじゃねぇ~よ!!
「一人暮らし?したけりゃ勝手にしろ。着の身着のままで出て行け!
したけりゃ通帳とカードは置いていけ。これは家の物だ!
この家のお金であって、あんたの物じゃない!」
阿呆な事抜かすな!
その通帳内に貯めたお金は、俺個人の物で、馬鹿族の物じゃない!
「アンタの老後資金貯めてるんでしょ!無駄使いさせないために!」
って言いながら、単に俺に金を使われて、
いざという時自分の為に使えなくなるの恐れてるだけじゃね~か。
そして極めつけが・・・
「あんた休みの日に部屋に篭って外にも出ず何やっとる!」
と言う言葉に対し、
『部屋で?最近趣味にしとる、物語書きしてるだけだが?』と言ったら、
「だったら、さっさと書籍化して儲けだせ!」と言い放ちやがった。
ふざけるなよ!俺が趣味でやっている事を金儲けの道具に使うと言うのか!
世界中の物語書きに土下座しやがれ!!
あぁ~本当・・・アレが家族だなんて思いたくもないわ。
絶対有り得ない事柄だが、これで異世界転移とか起きても、
あの馬鹿族は足でまとい以外しかならないのは確定だわ。
ほんと異世界転移とか起きね~かな・・・
あ、起きたとしても、そういう知識が馬鹿族には無いから、
此方にくっついて来るの見えてるな。
そこら辺は何とか防がないと、稼いだ金も口八丁手八丁で虚言織り交ぜて、
むしり取って全部持って行くのが目に見えるな。
あぁ~ムカムカする、酒でも飲んでさっさと寝てしまうのがマシだ。
異世界転移先:????? 時刻:東昇
その夜、自宅ごと転移に巻き込まれ異世界に転移したが電子機器、
紙媒体の物はほぼ使い物に成らないぐらい劣化した状態になっていた。
そして翌朝・・・
「あれ?何でこんなにボロボロ状態になってるんだ、部屋の中?
それに聞き覚えの無い鳥らしい鳴き声も聞こえてきてるし・・・?」
「締め切ってたはずの窓からも、風が入ってきているし。
明らかに感じる空気が違う!!マジな異世界転移が起こったのか!?
うん、時計にスマホもぶっ壊れてるw
どのくらいの時間経ったのか分からね~www」
主人公の手元に残った使えそうな自室にある物は、
酔ってそのまま寝た時の衣服と樫の木刀、
運良く残ってくれた紙媒体の薬草本と背負袋、
〇SJで買った模造品の魔法の杖Typeフ〇ー、
1m四方のモコモコな床敷ぐらいであった。
「使えそうな物は、これぐらいか・・・
敷布は背負袋に縦に突っ込んで、部屋着も背負袋に入れてっと、
木刀と模造杖は・・・腰に差しておくか。
異世界で役立つか解らないけど薬草本は背負袋に入れておこう。」
「靴下は2重に履いて、
多少キツめに履けるお気に入りのナ〇キのスニーカー履いて、外に出てみるか。
って・・・、長袖長ズボンにしておかないと、小枝とかで傷ができるしな。
着替えておくか。って、着替え1階に降りないと無いじゃん。」
「問題は今上げた物が、形残して残っているかだよな。」
『家ごと転移されてると言う事は、あの馬鹿族も一緒ってことなんだよな・・・?
周りに・・・階下等にも居る感じがしない。
外にいるのか?できるとは思えない【気配遮断】と、【気配察知】してみるか。』
使えるかどうかすらわからん技能を使ってみると、
以外に使えてしまった事にパニックになりそうだったが平静を装い、
心を落ち着けた。
『おw【気配遮断】と、【気配察知】の二つは使える感じみたいだな。
【気配察知】で感じれる範囲は半径20mぐらいって感じかな。
周りに生き物の気配は感じないな。家ごと転移したなら、
馬鹿二人も居るはずだがその感じも無い。
他に使えそうな物が無いか調べてみるか。』
「うわ・・・、廊下がボッロボロ。よく部屋床は無事だったな。
上手く梁の部分使って行くしかないな・・・。」
そしてようやくボロボロになっている階段を降り、1階の探索をし始めた。
「おw1階は思ったより無事みたいだな!
念の為、水と食料に衣服関連調べるか・・・。
向こうのお金は持っていても使えないだろうし・・・。」
『おw衣服棚は原型残してるな、問題は中身だが・・・
よし!着替えとして使えそうな物が数揃えれそうだ。』
『食料は・・・っと、封空いてないけど色がもう駄目だな。
水道は・・・うん、水が出ない。
ペットボトル系は・・・置いてあった箱も無くなってる。
持って行かれたってことか?』
『後やることは・・・周りの地形把握と、衣装箱使ってDIYだな~。
脛当てと籠手を木材とプラで作って置くだけでも、違うだろうし。
そういえば工具箱って何処に締まってあったろ・・・?』
「よし、準備が完了したら1~2日ここを拠点に探索して、
近くに街か村があるか探すとしますか。
問題は水分確保だよな・・・」
「水にも匂いはあったはずだし、流れる音はするはずだから、
聴覚と嗅覚は鍛えておく方が良さそうだな。」
「さて、家周りを探索してみるか!」
こうして転移先の異世界での生活が始まるのだった。
主人公ステータス
種族:人間
職業:商人LV1 物語を紡者 探索者LV1
技能:相互言語理解LVー 交渉LV1 物書きLV1 料理LV1
気配遮断LV1 気配察知LV1 薬草学LV1
これに続く「第一話」は、まだ書きかけなので暫くお待ちください。
こういう形にでもして、吐き出さないと作者自身のなにかが壊れそうだったので・・・
どうかご配慮の程を願います。
主人公の名前等ですが、あえて付けない形にしようかと思っています。