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納品奮闘記  作者: もちのすけ
4/4

作戦

僕が某コンビニの納品業者に憧れたのはいつだろうかとふと思う。

そして毎回思い出すのはあの人の後ろ姿でした。--


僕の仲良なる為のやり口は正直に「トラック大好きなんで写真撮らせてください!」と言うだけのシンプルなもの。撮ってもLINEのプロフィール写真にしたりするぐらいで、Twitterにアップしたりするわけでもないので問題はないと思っています。


この人の話はかれこれ半年も前のことですから、記憶も曖昧になっています(笑)

確か納品のバインダーをトラックのところまで持っていったのが始まりだったと思います。

トラックが好きだということを話してトラックをジロジロ見ていたらなんと運転席に座らせて頂けました。

この瞬間から僕は“この人とは仲良くしたい”と思うようになりました。


僕がシフトの時に納品が来ると、カゴ車を店内に置きに来たほんのわずかな時間で納品やトラックについて話していました。

そんなこともあり、僕がはシフトじゃない時もトラック目当てで納品見に行ったり、LINEのプロフィールもその業者一色になったり周りから見ればちょっと痛い奴に見えていたかもしれません。

それぐらい納品業者に惹かれていたのです。


その納品の人はいつも眠そうに、けだるそうに仕事をしていましたが荷下ろししている姿は職人のようと言っても過言ではなかったですし、運転している姿はカッコよく僕が納品業者になりたいと本気で思わせるマジックでしたね。


しかし、そんな将来のビジョンを話すと毎回「こんな仕事辞めた方がいいよ~」と言うんです。いま納品に来ている人達もみんなそう言うんです。

なぜかと言うと、自分が思う環境とは違う裏事情がありました・・・。


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