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納品奮闘記  作者: もちのすけ
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某コンビニの納品業者になりたいんです!

僕が某コンビニの納品業者に憧れたのはいつだろうかとふと思う。

そして毎回思い出すのはあの人の後ろ姿でした。--


僕は高校一年生から某コンビニでアルバイトをしています。以前、兄がそこで働いていたおかげで、面接は顔パスで即採用でした。しかも家から徒歩一分という近さ!幸運すぎます。


そんなこともあってか、通信制に通っていた僕は三日後には既に研修に入ることになりました。初めてのアルバイト、そして接客ということもあってかレジを打つときは凄く緊張したのを今でも覚えています。お弁当を購入された警備員のおっちゃんの袋に箸を入れ忘れて怒鳴られたこともあります。今思えばそんな事で怒鳴らなくても…と思いますが、当時はパニックでそれどころではありませんでした。


それにしてもレジ打ちとかって案外慣れるものですね。日中の研修を一週間した頃には夕勤の二人体制に組み込まれていました。(後に僕は早朝勤務もします)


しかし夕勤には大きな仕事があったのです…。それは冷凍商品のフローズンと日用品・お菓子のドライの納品です!

我が店舗ではフローズンとドライが同時納品でサラリーマンが帰宅ピークの夜八時には戦場となるのです!なにせ二人体制のシフトでフローズンとドライを接客もこなしながら二時間で終わらせるのですから…。

フローズンのジッパー(容器)が大体四個、ドライのオリコン(蓋つきのコンテナ)は十三個ほど来ますし、納品の時間の頃には二路線のバスが仕事帰りで酒やらスイーツやら夜飯に飢えたサラリーマンをごっそり持ってきます。

この時間は時間に追われ非常にピリピリしていると“中”に入ってみて感じました。


「おいおい、肝心の納品業者の話は?」と皆さん思っていることでしょう。納品業者と関わるようになったのはそれから六ヶ月後のことです。



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