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スタ文用あらすじ
主人公の綾香は、人付き合いの下手さから仕事が長続きせず家事手伝い生活を続けていた。
しかし見かねた父によって、古道具屋『ロータスポンド』で住み込みの仕事を始めることになる。
そこはただの古道具屋ではなく不思議な力を持つ道具を取り扱う店だった。
不思議な道具を介して知り合った人達との交流を通じて、綾香は今まで苦手だと思っていた「他人を思いやり気持ちを理解する」力を身に着けていく。
精神的に成長した綾香は、父と店主の間に確執があることに気付き、自力での調査を試みる。
実は父は店主の元教え子で、綾香の亡き母親・綾芽は店主の娘であり、二人は過去の対立と綾芽の死で疎遠になっていた。
そして父は亡き妻に似てきた娘を独占したいと思い始めた自分に気付き、娘を綾芽の父に託したのである。
彼らの過去と思いを知った綾香は、父と改めて心の底からの話をするために、母が遺した贈り物を持って父の元を訪れるのだった。